脚本家の三谷幸喜氏(63)が26日、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。18日に肺がんのため、88歳で亡くなった、俳優山口崇(やまぐち・たかし、本名山口岑芳=やまぐち・たかよし)さんの思い出を語った。
山口さんの最後の出演作品は、2019年の三谷氏脚本、監督、中井貴一主演の「記憶にございません!」だった。
三谷氏は「僕は子どものころからテレビで拝見していて、すごくスマートな、知的でなんかクールな感じ。都会的な。代表作が『天下御免』(NHK、1971〜72年)っていって、江戸時代の天才の平賀源内。ぴったりだったんですよね。ぼくの中でどうしても、山口さんというと、知性の象徴みたいなイメージがあって、『クイズタイムショック』の司会もすごいかっこよかった」と思い出を語った。
「記憶にございません!」撮影時も「あの、だから映画も総理大臣の恩師の役で出てもらったんですけど、セリフは完璧だったし、80歳超えてらっしゃったんですけど、声もすごい出てた」とし、「すごいこうはつらつとされてましたね」と振り返った。
山口さんが演じた平賀源内といえば、20日にNHK大河ドラマ「べらぼう」で安田顕演じる平賀源内の最期が描かれたシーンが放送された。山口さんの死去の報は21日、事務所が発表していた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。