大宮エリーさん最期の投稿に「無病息災」のイラスト 自身の写真もアップ

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2025年04月27日 08:10  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

インタビューに丁寧に答える大宮エリーさん(2010年撮影)

画家で作家、アーティストの大宮エリーさんが23日に、病気で死去したことが27日未明、所属事務所から発表された。49歳だった。葬儀、告別式は近親者のみで執り行う。お別れ会の開催は、現状未定という。


近年は画家としても活躍していた大宮さんは、今年3月6日にインスタグラムで、配信内で視聴者プレゼントとして書いたとみられる手紙の画像を披露。節分の手紙には、鬼のイラストとともに「無病息災」と書き込み、「秋のお便りです」とつづられた手紙を持った写真をアップ。「お手紙を書こう! と思うと、日常のなんてことない場面や季節の移り変わりなども意識して感じるようになる気がします」とつづっていたが、最後の投稿となってしまった。


大宮さんは1975年(昭50)11月21日、大阪府生まれ。99年(平11)に東大薬学部を卒業して電通入社。コピーライター、CMプランナーとして活動後の06年に独立して「大宮エリー事務所」設立。同年の短編映画「海でのはなし。」で映画監督デビュー。11年にニッポン放送「大宮エリーのオールナイトニッポン」を担当。画家や放送作家などマルチに活躍していた。同事務所はこの日「大宮エリーは、画家・作家・脚本家・ラジオパーソナリティ・映画監督等幅広いジャンルで活動し、近年は画家として精力的に活動し、その才能と想いは多くの方々に感動を与えてまいりました。誠に心痛む思いで、その訃報をここに謹んでお知らせいたします。皆様におかれましては、これまで大宮エリーを温かく見守ってくださいましたこと心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます」と大宮さんの訃報を発表した。

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