49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」

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2025年04月27日 11:53  ねとらぼ

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ねとらぼ

大宮エリーさん(画像は大宮エリー公式サイトから)

 作家や脚本家、ラジオパーソナリティーなど幅広い活躍で知られるタレントの大宮エリーさんが4月23日に49歳で病没。大宮エリー事務所が4月27日に公式サイトなどを通じて伝えました。


【画像】逝去前の元旦に撮られた姿


●事務所「誠に心病む思い」


 事務所は声明を通じて、大宮さんが脚本家やラジオパーソナティーをはじめ、幅広いジャンルで活躍していたことを振り返り、近年注力していた画業で多くの人を感動させてきたとコメント。「誠に心病む思いで、その訃報をここに謹んでお知らせいたします」とつづっています。


 周囲にいた人々が故人を温かく見守ってきたことに感謝するとともに、葬儀などは遺志によって親族のみで執り行うこと、「お別れ会」の開催は未定であり、開催の際にはあらためて告知することとしています。


●相次いでの不調報告も


 万能のアーティストとして活躍していた大宮さんは、2024年11月15日から12月8日にかけて、京都の妙心寺山内桂春院でアート展「桃源郷を見つけに行こう〜お寺でresort〜」を開催。


 明るくパワフルなタッチの襖絵などで見る者を魅了していましたが、終了直後の10日にSNSでお礼をつづった際には、「なんとかやりきりました。実はあまり体調も万全ではなかったので、不安がありました」「私自身が、恥ずかしながら元気がなかったのですが、襖絵にとりくむとき、なにか、異様な、鬼気迫るものがありました」と不調を明かしていました。


 「みなさんに、『元気もらえる』と言っていただけて、ああ、作品は、見てもらって完成するなぁと改めて思いました」「ありがたさを噛み締めています」と見てくれた人々の感想に心からの感謝を表明し、クリエイティブスクール「エリー学園」の生徒も来てくれたことに励まされたとコメント。「もう家族というか身内になっている。一番会っている。オンラインでも」「この場が支えになっています。つながりって面白いね。私のもてるすべてをゆっくり共有できたら」と熱い思いを言葉にしていました。


 大宮さんは2025年1月には新年のあいさつ、そしてオンラインを通じての手紙講座も実施。


 しかし、2月3日に投稿したInstagramでの投稿動画では、時折せき込みつつ、「今日はちょっと声が出にくい」「声あんま出ないんですよね」と苦しげな様子で告げており、コメント欄では「大丈夫そうじゃないですね」「風邪ひいちゃいました? 大丈夫かな」と心配する声が相次いでいました。


 なお先述の「エリー学園」については、2025年1月の新入生を募集していたものの、事務局の名で公式サイトを通じて「2025年2月を持ちましてクローズすることとなりました」と告知しています。



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