
【写真】運転士役を務めたのん、制服姿がかっこいい<場面写真13枚>
製作でJR東日本が特別協力した本作は、1975年に劇場公開された『新幹線大爆破』を原作に、同作の大ファンである樋口真嗣監督が“リブート”という形で再構築。「時速100km以下になると爆発する爆弾を仕掛けた」と脅迫を受けた東京行きはやぶさ60号の車内で、爆破を回避すべく奮闘する車掌・高市を草なぎが演じるほか、のん、斎藤工、要潤、尾野真千子、ピエール瀧、大原優乃、豊嶋花らが出演する。
運転士・松本千花役で出演しているのん。1975年版では千葉真一さんが演じた大役だ。冒頭では、発車前の運転席で「時刻よし、緩解よし」などと発車前の指差し確認を機敏に済ませていく姿が映し出される。
前半の見せ場は、故障で停車中の別の車両にはやぶさ60号が追突する危機が迫った場面。停車できない以上、走行中の秋田行きの便が通過したのとほぼ同時に、下りの線路に進入する、というギリギリのタイミングの困難なミッションが生じる。JRの本部から指示を受けたのん演じる松本は「危険すぎます!」と当初はこばみながらも、爆発の危険がせまる時速101kmギリギリまで速度を落とし、対向車両の後尾と先頭車両をかすめながらもなんとか通過するのだった。
この直後、労をねぎらうように草なぎ演じる車掌が水を渡そうとすると、松本は「大丈夫です。トイレ行きたくなったらどうしてくれるんですか?」と拒み、東京駅に着いたらチーズバーガーとアップルパイが食べたいとあっけらかんと言い放ち、「死んでも止めませんから、大丈夫ですよ」と覚悟の一言を発し、延々と続く線路の向こうを見据えるのだった。
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Netflix映画『新幹線大爆破』は、Netflixにて独占配信中。