歌手大黒摩季(55)が26日、千葉・市川市文化会館で、2年ぶりの全国ツアー「MAKI OHGURO LIVE TOUR 2025−55 BLACK−」初日公演を行った。
4月1日、エープリルフールで「あ、大黒摩季やめます」と髪をバッサリ切った写真と「もうメディアに出ない、ライブでしか生身の姿を見せない!」と宣言していた。それもあってか、会場の熱気は高まるばかり。「1曲目に何が来るのか?」「どんな演出で、どんな衣装で登場するのか?」。そんな思惑の中、SEが流れると拍手の渦。SEが切れた瞬間に起こった歓声は、1997年の初ライブ、有明レインボースクエアを思い起こさせるような熱量だった。
オープニング曲は、ニューアルバム「55 BLACK」のリード曲「イチヌケタ」。真っ赤なギブソン・エクスプローラーを持った大黒の登場に会場は大熱狂。サングラス姿でクールに歌う大黒とバンドの一体感に、会場のボルテージは早くも沸点を迎えていた。
「おかえり、みんな! いやー、ホームはいいね!今日、やっとみなさんに会えてうれしいな!」と呼びかけると、「アルバムツアーなので、ここまでは知らない曲ばかりですが、初めて来られた方、心から音楽を聞いて一緒に盛り上がりましょう。安心してください。最後にヒット曲やりますから!」と会場をあおった。
最後は「一抜けちゃってください、苦しいことから! 私も、これだけのみなさんに愛されてるだけで、明日からを生きていけます!」と呼びかけ、「イチヌケタ」を再び披露した。
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ニューアルバム「55 BLACK」は、ツアーファイナルとなる8月2日の発売となる。
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