黒島結菜、結婚前の欧州一人旅で価値観に変化「もう１人で遊ぶことに満足した」

俳優の黒島結菜（28）が26日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」（土曜午後11時）に出演。家族ができた昨年を振り返り、人生観の変化を語った。

昨年1月に俳優の宮沢氷魚（31）との事実婚・妊娠を発表し、7月に第1子を出産した。「仕事は好きだから期間を置かずすぐやりたいなとは思って」といい、出産半年後には仕事に復帰したという。

約2年前、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」などの撮影を終え、パリを拠点にヨーロッパへ1カ月旅行した。その際に、訪れた国でベストと断言できるほどポルトガルに魅了され、自身の価値観が変わるきっかけとなった。「ここ（ポルト）に来て、家族を持つとか子どもを持ったらもっと楽しい人生になるのかな、は感じ始めてた。もう1人で遊ぶことに満足したなって感じはありました。それぐらい楽しくて充実してたし、特に何をしていたわけではいんですけど、もういいかなってくらい思えた旅だった」と2年前の一人旅を回想した。

続けて「仕事は好きだし、でも『何のために働くんだろう』それこそ『家族を持つ』とかそういうことができたら、もっと楽しい人生になるのかなっていうは感じ始めてたかな。そのときはそのときで自分のために生きてるから楽しかったんですけど、客観的に見たらめっちゃさみしいかもって。誰かのために、自分を使えたらいいなと。ちょっとずつ変わってきた」と価値観の変化を語った。

さらに「家族のためにいろいろ頑張れている自分が…自分のことを好きになれている。1人でいると自分のことを好きなのが自己中みたいに思って、それで自分のこと嫌いになるみたいな。めんどくさかったんですよ。実感としては“人生楽しくなってきた”」と吹っ切れた笑顔で語った。