「ダイブする気持ちが大事」=振付家・ダンサーの近藤良平さん―紫綬褒章

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2025年04月28日 14:01  時事通信社

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時事通信社

取材に応える振付家・ダンサーの近藤良平さん=さいたま市
 「紫綬褒章という字も書けないぐらい、縁遠いはずだった」。受章の報を受け、率直に語った振付家でダンサーの近藤良平さん(56)。驚きながらも「うれしく思う」と笑顔を見せた。

 ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する傍ら、埼玉県の障害者と共にダンスチーム「ハンドルズ」を結成。昨年は、芸術監督を務める彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市)で、年齢、国籍、性別、職業などを問わないシアターグループ「カンパニー・グランデ」を立ち上げた。「学生の頃から人と分かち合うことに興味があり、思いは変わらない」

 コンドルズは来年結成30周年。トレードマークの学ラン衣装は「続けたい」と言う。「皆でダイブする気持ちが大事。その勢いが、つまらない世の中のいろんなことを少し応援できるかも」。 

リクエストに応えてダンスを披露する振付家・ダンサーの近藤良平さん=さいたま市
リクエストに応えてダンスを披露する振付家・ダンサーの近藤良平さん=さいたま市


振付家・ダンサーの近藤良平さん=さいたま市
振付家・ダンサーの近藤良平さん=さいたま市
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