「涼宮ハルヒの憂鬱」ファンの少年忍者北川拓実、平野綾との共演に「うれしさは秘めておいて」

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2025年04月28日 16:06  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」の取材会に出席した北川拓実(撮影・阪口孝志)

ジュニア内グループ、少年忍者の北川拓実(21)が28日、大阪市内でミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」(6月21日、森ノ宮ピロティホール)の取材会に出席した。


アレックス・シアラーの人気小説を世界初のオリジナルミュージカル化。国民が選挙に無関心だったために、極端な政党が政権をとってしまい、チョコレートが禁止される物語。北川はチョコレートのある世界を守るために戦う若者スマッジャーを演じる。


あこがれの先輩SixTONES京本大我や、ミュージカル「ELF The Musical」で、ジュニア内グループ、KEY TO LIT岩崎大昇や少年忍者の織山尚大が活躍する姿を見て、ミュージカル出演は1つの目標で夢だった。「シンプルにうれしいし、光栄。幸せを感じています」と喜びつつ、「作品自体が世界初ミュージカル化ということで、主演を務めることの責任とプレッシャーもあります」


作品から「現実でも選挙に行かずに無関心という怖さ、僕もちゃんと選挙に行ったかと言われたらそうでもない。興味を持たないことで、日本で言うと、戦争する国になってしまったときに取り返しがつかない。そうなってからでは遅いという怖さ、危機感を覚えた」といい、「自分も勇気を持って考えて、1人1人が行動していかないと、平和が崩れてしまう可能性があると気付かされました」と真剣なまなざしで語った。


エリザベス・モファット役で出演する平野綾とは初共演となる。人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」など数多くの作品で声優を務める平野には「僕、『涼宮ハルヒの憂鬱』が好きで、決まったときに『えっ!』って思って。見てた人とやるんだという驚きがあって」とびっくり。


顔合わせであいさつは済ませているが、「何か恥ずかしいです。めっちゃファンというか、好きで見てたのでうれしさはあるんですが、それは秘めておいて」と照れた。


それでも、「平野さんもそうですし、キャストの皆さんが豪華で、その中に入って一緒にやらせていただく。プレッシャーでもあるし、足を引っ張っちゃいけないなっていう気持ちもありますが、作品を作り上げるからには、僕が人一倍頑張って、スマッジャーと向き合って作り上げていかなきゃ行けないという気持ちでいっぱいです」と気持ちを新たにした。


グループでは、活動を共にしてきた小田将聖(18)が、4月末をもって事務所を退所する。


小田については「一番はお疲れさまですね」とねぎらいながら、「寂しさもあるし、これからも一緒に活動していきたかった気持ちもありますけど、将聖はやりたいこともちゃんとあって、突き進んでいく気持ちがすごい大事だな、カッコイイなって思います。これから違う場所になりますけど、頑張ってほしいですし、『お互い違う道でも頑張ろうね』と話したので、僕も応援してるし、僕もこっちでしっかり頑張りたい」とエールを送った。


公演は東京、富山でも行われる。

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