お笑いコンビ、ハイヒールリンゴ(63)、モデルの長谷川ミラ(27)が28日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に出演。今夏にも芸能活動再開するとみられるお笑いコンビダウンタウンを巡り、芸能リポーターの見解に異論を唱えた。
ダウンタウンを巡っては、吉本興業がインターネットの配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」のコンテンツ制作資金の調達などを目的としたファンドを設立。チャンネルは独自のプラットフォームでの開設で、必要に応じて課金するサブスクリプション(定額)制を予定しているという。
リンゴは「『この話どうなってるの?』ってすごい聞かれるけど、同期やからって言うけど、悔しいけどまったく知らない。トミーズの健ちゃんと同じレベル」と前置きした上で、「2人で並んでるとこは見たい。どうしても2人のすばらしさは知ってるから」と活動再開に期待した。
一方、長谷川は「個人的には、記者会見か分からないですけど、説明はあってほしい。子供の時から見てきた芸人さんですし、今回の報道でものすごく驚いたので。そこを勝手ですが示してもらってから、テレビ以外の形で復帰するっていうのは、どうぞご勝手にというか」と松本に一定の説明責任を求めた。
その上で、ダウンタウンチャンネルについては「テレビをポチッてつけたら流れてくるものが、好きなものを選択する時代になっている。見たい人が見る、見たくない人は見ない。お金を払いたい人は払う。そういう時代にネット上はなっているので、この形がものすごく新しいかというよりは、世の中の流れに沿っている」とし、「吉本さんがこれで成功した場合、他の事務所やタレントさんがもっとこういう形を取っていったら、いよいよテレビってどうなっちゃうんだろう」とテレビの将来を危惧した。
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芸能リポーターの大村正樹氏は「ダウンタウンの本当の実力は?」とフリップに掲げ、テレビを主戦場としてきたダウンタウンの2人が「この独自のコンテンツを出した場合、実数が分かる。オープンにするかは分からないが、実数を伏せた場合は『あ、これ、ひょっとしたら外しちゃったんじゃないか』と邪推が生まれる可能性があり、記事になる」と指摘。
続けて、「有料コンテンツの中身はメディアはアウトプットしない。ダウンタウンの有料コンテンツの内容をメディアはつまびらかにしにくい。表舞台のダウンタウンが埋没していく可能性がある。それは多分、本人たちが望むところではないと思う」とメディアがダウンタウンを取り上げない可能性に触れ、ダウンタウンがそれを望んでいないのではないかとの考えを示した。
これに、長谷川が「表舞台っていうのが今どこになっているのか気になります。テレビが表舞台なのかな?」と疑問を呈すると、大村氏は「そこはテレビの上から目線で申し訳ない。松本さんがそっちにシフトして、そっちの人になっちゃうのが寂しい。そっち側のほうが居心地も良いし、自由度も高いし、目に見える形でお金も入ってくる」と弁解。リンゴは「それ以前に、松本くんはABEMAとかで企画ものを出してた。企画力はあると思うので、それがどういう媒体に出てくるかでジャッジが変わると思う」と冷静に分析していた。
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