29日に行われる柔道の全日本選手権(日本武道館)の記者会見が28日、都内の講道館で行われ、前年覇者で男子100キロ超級の中野寛太(24=旭化成)は「2連覇を目指す」と宣言した。
昨年は16年リオ五輪銀メダルの原沢久喜を決勝で破って頂点に立った。「非常に欲しかったタイトルで、すごくホッとした」と振り返る。以前は下の階級の選手に敗れ、1、2回戦で姿を消すことが多く「力を出し切れない印象だった」。それも昨年で「悪い流れを断ち切れた」と払拭した。
連覇となれば、16、17年と優勝した王子谷剛志(旭化成)以来となる。「2連覇の嫌なプレッシャーはかかっていない。2連覇を目指せるのは誇らしいことで、喜びの方が大きい。今年も憧れの舞台で、一番良い成績を残せるように頑張りたい」と見据えた。【飯岡大暉】
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