映画『教皇選挙』興行収入5億円突破! 公開5週目にして前週比200%を記録

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2025年04月28日 20:40  クランクイン!

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映画『教皇選挙』場面写真 (C)2024 Conclave Distribution
 第97回アカデミー賞(R)脚色賞を受賞した、レイフ・ファインズが主演するエドワード・ベルガー監督最新作『教皇選挙』の興行収入が、3月20日の公開日から4月26日までの38日間で5億円を突破。公開5週目には、前週対比200%超を記録した。

【写真】どうなるコンクラーベ…!

 本作は、カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙“コンクラーベ”の内幕を描くミステリー。ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』でアカデミー賞(R)にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、『西部戦線異状なし』のエドワード・ベルガー監督が映画化。キャストには『ハリー・ポッター』『007』シリーズのレイフ・ファインズのほか、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニら実力派俳優たちが集結し、第97回アカデミー賞(R)では作品賞含む8部門にノミネートされ脚色賞を受賞するなど、世界の賞レースを席巻した。

 全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙“コンクラーベ”を執り仕切ることに。

 世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった―。

 3月20日からTOHOシネマズシャンテほか全国106館で公開を迎え、上映館を増やしながら各地で満席が続出する大ヒットとなっている本作。週末観客動員ランキング(興行通信社調べ)では6週連続ランクインを果たし、公開から4月26日までの38日間で興収5億円を突破、4月27日までの動員累計は36万4711名、興収累計は5億2807万760円となった。

 昨年4月以降の公開作品で、6週連続でランキングトップ10入りした実写洋画作品は、『ヴェノム:ザ・ラストダンス』『ウィキッド ふたりの魔女』『教皇選挙』の3作品のみ。公開5週目を迎えた先週は、4月21日の教皇フランシスコ死去に伴って本作への注目度が再び高まり、日を追うたびに前週比率が増加更新され、その平均は190%を越えに。そして遂に4月24日には、前週対比倍増となる216%を記録した。

 さらに先週末の土日はTOHOシネマズシャンテの全回(計10回)完売をはじめ、都市部を中心に32劇場で計74回の満席となり、128回の満席を記録した公開初週末4日間に比肩(ひけん)する盛り上がりに。結末を知ってもう一度楽しむだけでなく、撮影・美術・衣装・音楽など、細部を堪能するために劇場へ通うリピート鑑賞者も増加しているという。

 今後は、GW期間中にあたる5月2日及び5月3日から上映館が31館増えることになっており、その後も25館以上での公開が控えている(最新の公開劇場は公式HPから要確認)。今後、5月上旬にコンクラーベが行われ、新たな教皇が選出されれば、本作もさらなる盛り上がりを見せそうだ。

 映画『教皇選挙』は上映中。

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