GACKT、大阪・関西万博“騒動”への見解で謝罪「間違えた解釈をした」 「改めてボクの意見を伝えたい」

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2025年04月28日 21:03  ORICON NEWS

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GACKT(C)ORICON NewS inc.
 アーティストのGACKTが28日、自身のXを更新。大阪・関西万博で起きた警備員の「土下座」騒動に関する自身の投稿に対して、誤解があったと謝罪。改めて思いを述べた。

【Xより】“騒動”に対する自身の見解を謝罪したGACKT

 万博内で、警備員が来場者に土下座で謝罪する動画が拡散。なお、土下座の強要はなかったと報じられている。

 GACKTはこの騒動について「大阪万博で、案内ができなかった係員に客が言い寄り、土下座させたという記事を見た」ことから、自身の見解を投稿。客側の行動に対して疑問を呈し「日本の民度が落ちていることが悲しい」とつづった。

 きょうの投稿で、GACKTは「昨日ポストした、土下座万博と呼ばれた一連の流れはボクが想像していたのとは少し違っていた。間違えた解釈をした投稿をしてすまない」と謝罪。「警備員の横柄な態度に対し「謝れ!」と客が怒ったら、その警備員が土下座をし、それに対し「そんなことやれとは言ってない!」と怒鳴っていたそうだ」と自身が把握した状況を説明した。

 その上で「この話を整理して改めてボクの意見を伝えたい」とした。「まず、強要もされていないのに土下座したのなら、悪意も感じる。見せつけるような土下座は自分を弱者に見せかけた相手への攻撃手段とも言える。なぜその警備員はそんなことをしたんだろう。色んな客や周りのスタッフに対しての苛立ちがあったのか。その場を収める選択肢として不適切なのは分かっていたんじゃないのか?」と警備員側の問題を指摘。

 「次に、なぜその客は怒鳴るまでに苛立ったのか。万博の混雑や、開始したてでオペレーションの整っていない環境に腹を立てるのは分かる。だが、「謝れ!」と怒ってしまったら、そのあとは感情論の世界。どうせ謝られても、イライラするのが想像できる結末ではないのか?」と客側に対しても苦言を呈し、「どちらにしても何も解決しない」と訴えた。

 「双方それぞれの態度や行動に問題があるのは一目瞭然だが、お互いの言い分を聞けば分かり合えるポイントが必ずあったはず。みんな初めての万博なのだから、多少の混乱は仕方が無い。人が大勢集まるところにはその分、喜びもストレスも多く集まる。結果こうなってしまったのは、それぞれの感情の表し方が相手への攻撃にまで発展してしまったことが問題だと思う」との考えを提示。「怒りや苛立ちを我慢しきれず、攻撃として誰かにぶつけると必ず大きくなって自分に返ってくる。理不尽な行為に対し我慢し続けろとは言わないが、感情的にお互いがヒートアップするのは最悪な結果に繋がる」とし、「怒りのまま攻撃をすれば、本当に伝えたいことは何も伝わらない。伝わるのは怒りだけだ」と述べた。

 さらに「ボクも若い頃はいつもそうだった。振り返ってみると「なんであんな言い方をしたんだろう?」という出来事が多かった」と回想し「相手に対しての怒りに任せて、「なんでこんなこともできないのか?」「なんで当たり前のことをやらないのか?」と怒鳴り散らかしても結果、何も伝わらなかった。伝わったのはGACKTが怒っているという事実だけ。相手の立場に立って、論理的に伝えなければ問題はいつまでたっても解決しない。感情的にぶつかって残るのはわだかまりと怒り、苛立ちだけ」と再度、伝え方の問題点を指摘した。

 「みんな大人になろうぜ。ボクもまだまだ治さなきゃならないこともあるが、少しずつ成長しているのも感じる」と呼び掛けた。「【感情的になって怒鳴らない、大声を出さない】」とすみ付き括弧で強調。「あとはもし自分が第三者として攻撃しあっている人間を見つけたらせめて落ち着けるように声をかけてあげよう。土下座している警備員をカメラで撮って拡散する人間の気持ちがボクには分からない」と今回の動画を撮影・投稿した人や拡散した人たちの行動に疑問を投げた。

 「想像力と共感力。他人の幸せを、ストレスをみんなが少しずつでも考えていればこんなことにはならないはず。この世界は無関心でいられても、無関係ではいられない。周り回って必ず自分に返ってくる」とし「長くなったが、考え方を自分から少しずつ変えて、みんなで気持ち良く笑い会える世の中にしていこうぜ」と訴えた。

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  • ドゲーザしたんだ (´・Д・)」 これはやる方もやる方で猛るお客を鎮めるのに他の策は中田英寿なのか? それともヤレってお達しが既にあったのか?
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