日本代表MF伊東純也に負傷アクシデント「何か割れる音が聞こえた」　モンペリエ戦で34分に交代

　スタッド・ランスに所属する日本代表MF伊東純也の負傷状況が懸念されている。27日、現地メディア『L'Union』が伝えている。

　リーグ・アン第31節が27日に行われ、スタッド・ランスは敵地でモンペリエと対戦し、0−0の引き分けに終わった。連勝がストップしたものの、勝ち点「1」を積み上げ、降格プレーオフ圏内の16位ル・アーヴルとの勝ち点差「5」をキープしている。

　この試合で、伊東は中村敬斗とともにスターティングメンバーに名を連ねたが、26分にアクシデントが発生する。セドリック・キプレからのロングフィードを敵陣ペナルティエリア内でボールを収めるが、バランスを崩して転倒。左足首を捻ってしまう。治療を行い一度はピッチに戻るも、自ら交代を要請し34分にピッチを後にした。

　現地報道によると、伊東は試合後にインタビューを応じると、「何か割れる音が聞こえた。ただの捻挫ではないと思う。今後は検査を行い、ケガの程度を確認するつもりだ」と語ったという。
　
　今シーズン厳しい戦いの続くスタッド・ランスだが、残留に近づいており、早ければ次節にも残留が確定する可能性がある。5月24日には、クープ・ドゥ・フランス決勝でパリ・サンジェルマンとの対戦を控えており、伊東が離脱となるとチームにとって大きな痛手となる。