29日放送『オモウマい店』=94歳焼きそばあちゃん_店主&孫(C)中京テレビ きょう29日放送の中京テレビ・日本テレビ系『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜 後7:00)では、「まけたいあげたい94歳焼きそばあちゃん」が登場する。
【オモウマ写真】秩父の郷土料理「みそポテト」(300円) 舞台は埼玉・秩父市の店。名物は、秩父市の郷土料理である“みそポテト”(300円)は、北海道産のジャガイモを蒸して丁寧に皮を剥いたあと、食べやすい大きさにカットし、特製の天ぷら粉を使って揚げる。そこに砂糖、田舎味噌、すりごまを入れて鍋でひと煮立ちさせた、自家製のみそダレをたっぷりとかける。このみそダレが、家庭や他のお店や真似できない味と好評。中には、東京・あきる野市から車で2時間かけて買いに来る人もいるという。
もうひとつの名物が、Googleマップの口コミをもとに算出されたネット記事「埼玉県人気焼きそばランキングTOP10」で1位に輝いたこともあるという“焼きそば”(300円)。大きな鉄板の上で、大量のキャベツと麺をサラダ油で炒め、そこに満遍なくウスターソースを投入。最後に、青のりと紅ショウガをのせて仕上げる。「ソース味なんですけど、すごく深みがある」と、シンプルだが飽きさせない味に多くのファンが付いている。
もともと、お祭り専門の露店を50年営んでいたという女性店主は、現在数え年で94歳。小学生の頃からお店を手伝っており、商売歴はなんと83年。現在でも深夜2時に起き、早朝3時過ぎから仕込みを行う生活を毎日続けている。「人に良くすれば自分にも良くしてくれる。みんな大事にする」がモットーで、“みそポテト”と“焼きそば”は、ずっと値上げをしていないだけでなく、焼きそばを2個買うと、もう2個サービスしたり、飲み物をくれたりと、常に価格以上のサービスをする。
そんな人柄と味に惹かれて通う常連の中には、かつて番組で密着したカレー店の店主「カレーなる七変化社長みぃちゃん」の姿もあった。心やさしい店主の人柄を表す店内での禁止事項がひとつだけある。はたしてその内容とは。