太田光、高比良くるまに事務所退所経験者としてエール「コンビとして重要なタイミングだから…」

お笑いコンビ、爆笑問題の太田光（59）が29日深夜放送のTBSラジオ「火曜JUNK　爆笑問題カーボーイ」（火曜深夜1時）に出演。吉本興業からの退所を発表した令和ロマン高比良くるま（30）について言及した。

「令和ロマンってこれからの人だからさ、これから芸能界背負って立つ人だからさ、ちゃんとやってあげてほしいよね、俺が言うのもなんだけど。俺らもほら、結構いろいろあったじゃない、そういう意味では」と切り出した。

爆笑問題は90年、相方の田中裕二（60）とともに太田プロから独立。以降、不遇の時代を経験している。93年、太田の妻、太田光代氏が芸能事務所「タイタン」を立ち上げた。

太田は「3年間ほどブランクがあったりして。別にあれはね、全部俺の判断。そう意味では、もうしょうがない。自分のやったことには後悔はないんだけど」と当時を回想。その上で「令和ロマンにとっては、とっても重要な時期じゃないですか。この先3年でどうなるか決まってくると思う。そこの3年がもしうまくいかなかったとしても、今の芸能界は昔と違うからそんなこともないし、吉本興業も邪魔するみたいなこともしないだろうし、それはないと思うけど」と語った。

そして「でもやっぱり、それとは別に業界なりの忖度（そんたく）みたいなのが多少ある。なくなっていけばいいっていう話だけど、才能はつぶさないでほしいよな。コンビとして重要なタイミング、時期だからさ」と続けた。

さらに「俺も偉そうに言うのもなんだけどさ、やっぱその3年って重要だったなって。重要だったからと言ってなかったからいいってもんじゃないよ！　そういうこと言ってるんじゃないよ！ってこと。別にあの経験があって俺はよかったと思ってるけども、スムーズに行くなら行ってもさ、そっちの方がよかったりもするじゃない。俺もいろいろ考えるんだよ。みんなで応援してあげてほしいわな」と語った。

オンラインカジノを過去に利用したと認め活動休止していた高比良について、吉本興業は28日、同日付でマネジメント契約を終了したと公式サイトで発表した。コンビ活動は継続し、相方の松井ケムリは引き続き、吉本所属のまま活動を続けることも明らかにした。