
俳優の遠野なぎこさんが今月28日、摂食障害を題材にした映画「渇愛」(主演:石川野乃花 監督:岩松あきら)の舞台挨拶にゲストとして登壇。その際のことを振り返り、自身のインスタグラムとブログにあらためて思いを綴っています。
【写真を見る】【 遠野なぎこ 】 「思いが溢れて泣いてしまいました」「“摂食障害”と闘う方達をどうか守ってあげて下さい」 映画「渇愛」イベント振り返り 思いを綴る
遠野さんは舞台挨拶を「いざお集まり下さった皆さまの前に立ったら、急に心が苦しくなり思いが溢れて泣いてしまいました。」「心がパンパンに膨らんでいきなり破裂してしまいました。」と、振り返りました。
続く投稿で遠野さんは「時代はちゃんと前に進んでるんですよね」と、冷静な言葉で述懐。「(摂食障害という)病名すらご存知ない方が多かったのです。」と自身の経験から振り返りました。
心ない言葉で追い詰められていた過去の日々に比べて、「こんなにも時代が変わったんだと思ったら、安心感と喜びと感謝の気持ちが溢れて涙が流れてしまったのです。」と説明。遠野さん自身が闘いながらここまでたどり着いたという記憶に乗せ、「次は、皆さんの理解と優しさで“摂食障害”と闘う方達をどうか守ってあげて下さい、そう思えた。」と、素直な思いを綴っています。
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遠野さんは「酷い言葉を投げかけられても、何度心がズタズタになっても、沢山のものを失っても…自分の生き方を公表する事はきっと間違いではなかったと再確認しました。」「『漸くここまで来たんだね』という気持ちになりました。」と、安堵を伝えています。
【担当:芸能情報ステーション】