WHITE SCORPION、雨上がりの豊洲に700人超を集める

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2025年05月01日 09:20  日刊SPA!

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 4月23日、秋元康総合プロデュースのアイドルグループ・WHITE SCORPIONが7thデジタルシングル「Beach opening」のリリースイベントを東京・ららぽーと豊洲で開催した。雨上がりの会場には、700名超のスコピスト(ファンの愛称)が集結。この日、お披露目となったレザーとメタリックの白黒の新衣装に身を包んだメンバー11名に声援を送った。
 最新シングル「Beach opening」は、海開きという直球のタイトル通りのサマーチューン。どこか懐かしさを感じる80年代のポップサウンドに彼女たちの軽やかなダンスがシンクロした爽やかな楽曲。一度聴けば思わず口ずさみたくなるメロディーだろう。その後、カップリング曲の「なんて僕は無力なんだろう」も初披露された。表題曲とは対照的なクールなダンスと、メッセージ性の強い歌詞が特徴だ。サビに入るとファンも手拍子で応えた。

 MCコーナーでは、ACEが会場までの道中でデビュー曲「眼差しSniper」の振り付けを担当した振付師のTAKAHIRO氏と遭遇したことを明かすと会場から驚きの声が。「急に話しかけたので、最初はファンの子だと思われたんですけど(笑)。そのあとに少しお話したら、『日々頑張っているし、新作も出るんだよね』と、私たちの活動を知ってくださっていて嬉しかったです」と笑顔を見せた。

 WHITE SCORPIONは、オーディション「IDOL3.0 PROJECT」を経て、23‘年10月に結成。グループとしても勝負の2年目に突入している。この日は、イベント集客数1000人を目標に掲げてメンバーやファンも奮闘。その結果、過去最高の動員数733名を集めたが、目標には届かなかった。COCOは涙で声を詰まらせながら、「皆さんのおかげでこの大きな数字が出ていると思うのですが、目標が達成できなかったことは本当に悔しいです。だけど私たちは東京ドームを目指して頑張っているグループなので、この1000人という壁を越えなくてはなりません。これからも私たちと一緒に成長してくださると嬉しいです!」と呼び掛けると、観客からは激励の拍手が送られた。

 今年は定期公演「BASE Live」(会場:YOANI Live Station)やレギュラー番組がスタートするなど、徐々に活動の幅を広げている。NICOは「ここに来てくださった皆さん、私たちのライブは今日だけとは限りません。今日を超える日をわたしたち11人は、これからも更新し続けます。最高のパフォーマンスをまだまだ皆さんにお届けしていきます!」と、成長を誓った。

 今回の悔しさをバネにして、ひと回りもふた回りも大きくなるWHITE SCORPIONに期待したい。

取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧

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