修道女のお腹に宿ったのは神か悪魔か？　『IMMACULATE 聖なる胎動』恐怖の予告＆場面写真解禁

　シドニー・スウィーニーが主演するホラー映画『IMMACULATE 聖なる胎動』より、シドニー演じる修道女を襲う恐怖を描く予告編、新場面写真が解禁された。

【動画】“新たな絶叫クイーン”シドニー・スウィーニーが⾎に染まり叫ぶ︕映画『IMMACULATE 聖なる胎動』予告編

　修道院に隠された秘密に触れた時、恐怖が全身を支配する―。本作は『ANORA アノーラ』『ロングレッグス』のNEONが北米配給を手掛け、全米4週連続トップ10入りを果たした狂気のオカルティック・ホラー。本国で公開された際は、伝説的ホラーシリーズの最新作『オーメン：ザ・ファースト』と徹底比較され、あまりにショッキングな内容のために賛否両論を巻き起こした。

　イタリアの美しい田園地帯に佇む修道院へと招待された、敬虔な修道女・セシリア。修道生活に慣れた頃、処女であるにも関わらず妊娠していることが発覚する。ショックを受けるセシリアに対し、彼女を次の聖母マリアとして崇め、妊娠を祝福する同僚たち。しかし、赤いフードを被った謎の集団が現れるようになると、修道女の自殺や拷問を目撃するなどセシリアの周囲で奇妙なことが起こり始める。身の危険を感じたセシリアは、頑なに外出を許可しない神父たちの目を盗んで修道院を抜け出そうとするのだが…。修道院に渦巻く秘密とは？祝福ムードが一瞬にして悪夢へと変わる―。

　主人公のセシリアを演じたのは、A24も参画するテレビシリーズ『ユーフォリア／EUPHORIA』で人気を博したシドニー・スウィーニー。全米で大ヒットした『恋するプリテンダー』など大作への出演が続き勢いに乗る彼女が、本作で想像を絶する恐怖に襲われる修道女を熱演。「新たな絶叫クイーン」とも評された。

　予告編は、懺悔（ざんげ）室で十字を切るセシリア（シドニー）が異様な空気を感じた矢先、壁から飛び出した手に引きずり込まれる衝撃のシーンで幕を開ける。続いて、突如奇跡の存在を身ごもったセシリアが目撃する謎の赤い覆面集団や、修道院から身投げするシスターなど、異様な光景が映し出されていく。

　「女性は大勢いるのに、なぜ私が？」「身ごもったのは何？」。目が離せない狂気の映像の数々が続き、最後は「苦痛…それは愛」というセリフと、セシリアの血まみれで絶叫する表情と神々しくも意味深な表情という対象的な姿で締めくくられる。

　新場面写真は、セシリアが修道院で平穏な暮らしを送る姿のほか、十字架を振り上げる様子、血塗られた服で草原を駆ける姿、椅子に拘束されている姿など不穏なシーンを捉えたもの。修道女に訪れる悪夢の受難が一体どんなものなのか、想像を掻き立てる写真となっている。

　映画『IMMACULATE 聖なる胎動』は、7月18日より全国公開。