2日放送『探偵!ナイトスクープ』より(C)ABCテレビ きょう2日放送のABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』(毎週金曜 後11:17 ※関西ローカル)の内容は、桂二葉探偵「大家さんに請求された水道代¥29,000」、田村裕探偵「20年前に消えた父のヘソクリ」、真栄田賢探偵「新種の脳トレを発明した!」を届ける。
【番組カット】果たして誰のものに…20年前に壁の隙間に落ちてしまったヘソクリ■「大家さんに請求された水道代¥29,000」
広島県江田島の女性(47)からの依頼。1年前、江田島に引っ越してきて楽しく暮らしているが、一つモヤモヤすることがある。それは水道代。かなり古いアパートの3階部分が依頼者の家で、1階が大家さん夫婦の飲食店があるが、3階と1階の水道代が一緒に検針される。毎回、大家さんが「ウチはこれくらいやと思うから3000円引いとくね」と、かなりアバウトな金額を差し引いて、依頼者に請求が来る。今回の水道料金を見ると29000円の請求で、前回から1万円もアップしていた。これまで家族5人で暮らしていて水道代が2万円を超えたことがなかったので、モヤモヤがピークに達した。大家さんに水道料金を別々に検針するようにしてほしい、とお願いしてもらえないだろうか。大家さん夫婦はとてもやさしくて、引っ越してからいろんなことでお世話になっているので、できるだけ穏便に済ませたい、というもの。水道職人に聞いてみると「水道漏れ」が指摘され、実際にメーターを確かめれば「1階のどこかで漏水してますね」とのこと。切羽詰まった依頼者は、ようやく大家さんに今回の依頼内容を明かす。
■『20年前に消えた父のヘソクリ』
依頼者は静岡県の男性(30)。先日、鹿児島の実家に帰省した時に、ふと客間に眠るお宝のことを思い出したという依頼者。それは、父のヘソクリ。小学生の頃、父が客間に飾った絵画の裏にヘソクリを隠そうとしたところ、そのヘソクリが壁の隙間に落ちてしまったそうだ。父は諦めて、「取り出した者に全額やる!」と言い、何とか取り出せないかと奮闘したものの、どこに落ちたかも見えず、結局取り出せずじまいだった。あれから20年以上が経ち、いまだにヘソクリはその隙間に入ったまま。どうか、このヘソクリを取り出してもらえないだろうか、というもの。ヘソクリについて、依頼者である息子、父、母は、それぞれ「自分のもの!」と主張して譲らない。さっそく、壁の隙間にファイバースコープを差し込み見てみれば、次女の名前が書かれた集金袋を発見する。スコープの先に両面テープを付けて入れてみたり、のこぎりで隙間を広げたりするも、ヘソクリは取れない。そこで、ヘソクリ7万円獲得を目指し、大々的な工事が始まる。
■「新種の脳トレを発明した!」
依頼者は、大阪府の男性(45)。「数字の『7』の一つ前は何?」と聞かれると、すぐに『6』と答えることができると思う。「129の前は?」「128」といったように、数字は一つ前を簡単に導き出せる。だが、「ひらがなの『め』の一つ前は?」と聞かれたらどうだろう。すぐに『む』と答えることはできただろうか?数字は一つ前がすぐ分かるのに、文字なると「ま→み→む→め…だから一つ前は『む』」と頭から順にたどる必要があり、パッと答えることができない。もし、数字のように“一つ前”を簡単に導き出せる方法が見つかれば、大発見かもしれない。“一つ前の文字”を瞬時に出す方法はあるのだろうか…調査をしてほしい、というもの。理論言語学の大学教授を助っ人に迎える。先生の理論に基づいた方法を使って実践してみると、新たなボケ防止法の発見か。