日向坂46『ひなた坂46 LIVE』でWアンコール 最後の一期生・高瀬愛奈の卒業セレモニーも開催

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2025年05月02日 07:00  ORICON NEWS

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日向坂46『13th Single ひなた坂46 LIVE』 撮影:上山陽介
 アイドルグループ・日向坂46が4月30日、5月1日の2日間にわたり、千葉・幕張イベントホールで『13th Single ひなた坂46 LIVE』を開催した。

【ライブ写真】最後の一期生!美しい…ドレス姿の高瀬愛奈

 ひなた坂46は、アイドルグループ・日向坂46のシングル表題曲を歌う選抜メンバー以外で構成されたグループ。今回は13枚目シングル「卒業写真だけが知ってる」のフォーメーションを元に、座長の富田鈴花をはじめとする9人のメンバーが参加。また、2日目のライブでは、日向坂46の最後の一期生メンバーである高瀬愛奈が卒業セレモニーを行った。ここでは2日目のライブをレポートする。

 ライブは、久々の披露となる富田のオリジナルラップで開幕。そのまま自身がセンターを務める「あの娘にグイグイ」を歌唱する。花道に広がってパフォーマンスする9人のメンバーたちに、ファンは開演早々、特大のコールを送った。

 続いて、日向坂46のキャプテンに就任したばかりの高橋未来虹(高=はしごだか)がセンターとして「雪は降る 心の世界に」を、平岡海月がセンターで「孤独たちよ」をパフォーマンス。さらに、グループ最年少の渡辺莉奈が11枚目シングル表題曲「君はハニーデュー」のセンターを務めた。

 ここからはユニットに分かれてパフォーマンス。富田と四期生の3人が「この夏をジャムにしよう」を花道で披露。さらに、高瀬センターで「43年待ちのコロッケ」を歌う。

 続くMCでは、座長の富田が、ひなた坂46のリハーサルは笑いが耐えないと語りつつ、忙しくなってくると自分の精神を乖離させて「このへん(頭の上)で楽しめるようになった」と妙なエピソードを披露。また、長丁場のリハの日は、高橋が「白米、納豆、ポテチ、ラーメン、カフェラテ、おそば」などの食料をバッグに詰めて、遠足気分でやってくるということを石塚瑶季が明かしていた。

 ここからの3曲は、曲ごとに衣装を替えながら再びユニットでパフォーマンス。「どうする?どうする?どうする?」「どこまでが道なんだ?」を続けて披露した後、富田がソロで「シーラカンス」を歌う。カラオケ番組でも活躍する歌唱力で観客を魅了した。

 MCを挟んだ後のダンストラックでは、赤の衣装を着たメンバーたちが激しいダンスを披露。そのまま、小西夏菜実がセンターを務めた「膨大な夢に押し潰されて」を全員でパフォーマンス。そして日向坂46のダンス最難関曲のひとつ「アディショナルタイム」へ。間奏では、この日限定のオリジナルダンスも披露し、センターの清水理央を中心に会場を沸かせた。

 そして石塚と竹内希来里のWセンターで「永遠のソフィア」、高瀬のセンターで「君を覚えてない」を歌唱する。このブロックの最後は、11枚目シングルのひなた坂46 LIVEの座長を務めた高橋のセンター曲「錆つかない剣を持て!」。ここでも、間奏でオリジナルの激しいダンスを披露した。

 ここで、今回のライブのリハーサルに密着したVTRが流れた後、ステージ上に真っ白な衣装を着たメンバーたちが登場。座長の富田が「ひらがなひなた(ひなた坂46)になって良かった、心からそう思います」と、グループにかける気持ちを語り、自身の名前を冠した曲「SUZUKA」を歌唱した。続けて、日向坂46のファンへの気持ちをつづった楽曲「知らないうちに愛されていた」を歌う。最後の大サビでは客電が上げられ、ファンと盛大なシンガロングを行った。

 アンコールでは、高瀬の愛称である「まなふぃ」コールが発生。会場は、高瀬のサイリウムカラーであるピンクと白のサイリウムで埋め尽くされた。そして高瀬の加入直後からの貴重な映像をまとめたVTRが流された後、銀色のスパンコールを散りばめたドレスを着た高瀬がステージに上がり、メンバーやファンへ向けたメッセージを読み上げた。

 あいさつの後は、高瀬が最後に歌いたかったという楽曲を披露。まずは、「ビジネス共演NGコンビ」という設定で仲の良さを見せていた加藤史帆のソロ曲「嘆きのDelete」を歌唱。

 続く3曲は、シングル表題曲の選抜メンバーたちも登場。四期生たちと「雨が降ったって」、三期生と「青春ポップコーン」、二期生と「自販機と主体性」をパフォーマンスした。最後の一期生である高瀬の卒業セレモニーにふさわしいサプライズに、観客は一層大きなコールで応えた。そしてこのブロックのラストは、高瀬にとって思い入れの強いけやき坂46時代のユニット曲「夏色のミュール」を河田陽菜、森本茉莉、宮地すみれと歌った。

 そして高瀬がアイドルとして最後に歌ったのは、「JOYFUL LOVE」。メンバーたちが花道に立つ中、高瀬はゴンドラに乗ってアリーナを一周し、ファンに手を振った。そのまま、メンバーひとりひとりから高瀬に花が贈呈される。多くのメンバーが涙を流しつつも、笑顔で高瀬を見送った。さらに、先日卒業した同期の佐々木久美、佐々木美玲からの手紙も読み上げられた。

 高瀬がステージを降りてからは、他のひなた坂46メンバーがダブルアンコールに応えて「SUZUKA」をもう一度パフォーマンスし、ひなた坂46としてのライブを締めくくった。

■『13th Single ひなた坂46 LIVE』DAY2セットリスト
00. Overture
01. あの娘にグイグイ
02. 雪は降る 心の世界に
03. 孤独たちよ
04. 君はハニーデュー
05. この夏をジャムにしよう
06. 43年待ちのコロッケ
07. どうする?どうする?どうする?
08. どこまでが道なんだ?
09. シーラカンス
10. 膨大な夢に押し潰されて
11. アディショナルタイム
12. 永遠のソフィア
13. 君を覚えてない
14. 錆つかない剣を持て!
15. SUZUKA
16. 知らないうちに愛されていた

<アンコール>高瀬愛奈卒業セレモニー
EN1. 嘆きのDelete
EN2. 雨が降ったって
EN3. 青春ポップコーン
EN4. 自販機と主体性
EN5. 夏色のミュール
EN6. JOYFUL LOVE

<Wアンコール>
W-EN. SUZUKA

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