「実は優しい」「感慨深い」田村睦心&白石充&梶裕貴『サンダーボルツ*』前夜祭イベントに登場

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2025年05月02日 16:01  cinemacafe.net

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『サンダーボルツ*』(c) 2025 MARVEL
現在公開中の映画『サンダーボルツ*』前夜祭イベントが5月1日に実施され、日本版声優を務めた田村睦心、白石充、梶裕貴、歴代マーベル作品で声優を務めたマーベルファミリーの加藤浩次、秋元才加、さらには、熱烈なマーベルファンを公言する佐藤景瑚(JO1)が参加した。

会場となった六本木には、1日限りで“ROAD TO THE AVENGERS!”をテーマとした特別エントランスとブルーカーペットが出現。大勢のファンたちが詰めかけた。

アベンジャーズ亡き世界で、人生逆転を賭け悪に立ち向かっていく〈サンダーボルツ*〉の魅力について問われると、ブラック・ウィドウ/ナターシャの妹であり、ロシアの暗殺者養成機関で育ったエレーナ(フローレンス・ピュー)役の田村は、「あまり華やかではないですし、昔少し悪さをしてしまったメンバーばかりです(笑)」と笑いながらも、「それぞれ優しい気持ちも持っていて、実は優しい。魅力的なチームでもあります」と話す。

洗脳され暗殺者となるも、現在は国会議員で〈サンダーボルツ*〉のまとめ役を務めるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)役の白石は、「皆自分のことしか考えてない(笑)。でもそれには理由があるんですよね。さあ、彼らはどうなるんでしょうね?(笑)」とコメント。

物語の重要な鍵を握る謎の男・ボブと史上最強の敵・セントリー(ルイス・プルマン)の2役を演じた梶は、「今までのMCU作品でサブだった人たちが一堂に会してドラマが出来てくれるのが凄いと思いました」と話し、「“最強じゃない、ヒーローじゃない”というコピーがまさにぴったりだからこそ面白い。人間臭くて泥臭い。そんなチームだと思いますね」と楽しげにコメントした。

これまでも同じ役どころを演じてきた田村と白石。エレーナについて田村は、「もともと暗殺者としてやっていた彼女でしたが、優しくて強かった姉ナターシャの意思をしっかり継いでいるキャラクター」と魅力を語り、「(エレーナ役の)フローレンス・ピューさんのお芝居は表情だけでとても伝わってくるものがあるので、その演技に添えるだけという感じで演じました」と収録をふり返る。

白石もまた、「最初は気のいい兄ちゃんとして登場して、次は(初代キャプテン・アメリカ)のスティーブ・ロジャースの親友、次は暗殺者。ようやく洗脳が解けても、過去の罪に囚われている。下を向いて生きている時間が長かったはずの彼が今や“まとめ役”ってね…。彼がようやく前を向いて新しい仲間と出会って感慨深いです」と笑顔で述べた。

一方で梶は、「メインキャラクターとしてのMCU初参戦というのは、声優としてめちゃくちゃ誇り」と喜び、「でも、もらった資料の説明には“謎の男・ボブ。だがしかし――”としか書いてなくて、一体何を話したら良いんだと(笑)」と驚いたそう。

「しれっと解禁されましたが、実はボブでありつつ、セントリーという存在でもあります」と設定を明かし、「1つ言えるとしたら、予告に登場している僕らしい声が一体誰なのか、どちらのキャラクターなのか、それともどちらでもないのか?まだ言えません(笑)」とアピール。

「アベンジャーズ」シリーズ最新作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』(原題)での活躍も期待されている人物たちだが、梶は「歴代マーベル作品の声優を務めてきた田村さんと白石さんは『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に)出演するかもと思っていたかもしれませんが、(新キャラクターだった)僕はオーディションなんですよ。“合格したら今後も何かしらの作品に出てくるかもしれないね”という感じだったのですが、オーディションに受かってから収録が始まる前に(ルイス・プルマンの出演が)発表されたので、アベンジャーズの作品でるんだ!って驚きました」と話した。

スペシャルゲストとして登場した加藤、秋元、佐藤は、本編を一足先に鑑賞したそうで、加藤は「(良い意味で)今までのマーベルや“アベンジャーズ”と全然違うと思った方が良いかもしれません。すごく面白くて、各国でも評判が良いと聞いたんですが、日本の方にどう受け入れられるのか、〈サンダーボルツ*〉が今後の作品にどう関わっていくのか楽しみです。これまでマーベル作品や“アベンジャーズ”を観たことがない人もこの作品がポイントになって、ここから観始めるということも可能だと思います。“第一章”だと思ってまずは観てほしいです」と絶賛。

秋元は「〈サンダーボルツ*〉は1人1人欠点や個性があって、人間ドラマもめちゃめちゃ面白くい。(自身が演じた)ガーディアンズと似ている部分もありシンパシーを感じました。今までの作品でちりばめられていた伏線が、今後どう繋がっていくのかも楽しみです」と興奮気味にコメント。

佐藤も「めっちゃくちゃ面白かったですね!最初は“こいつらに任せていいのか?”と思っちゃったのですが、僕は観た後に勇気をもらいました。本当に感動して面白い作品でした!」とマーベル愛を炸裂させた。

『サンダーボルツ*』は公開中。





(シネマカフェ編集部)

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