ホンダ&ニッサンが逆襲か。 ヨコハマ勢にも要注目の第2戦GT500ウイナー&PPを編集スタッフがガチ予想

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2025年05月02日 17:40  AUTOSPORT web

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Niterra MOTUL Z/2025スーパーGT第1戦岡山
 ゴールデンウイーク恒例のスーパーGT富士ラウンド『FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL』が、5月3〜4日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されます。ここではオートスポーツweb編集スタッフがGT500クラス予選ポールポジション(PP)と決勝レースのウイナーをズバリ予想。トヨタ勢がトップ3を占めた前回大会の岡山が雨、今週末は晴れとコンディションが大きく異なりますが、そこは長年の経験と勘を頼りに、個人的な希望を極力排しつつ(たぶん)、走る前からガチで当てに行きます!


●V(ひさびさに金太郎ラインを走りたい)のウイナー予想

◎本命:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT○対抗:#23 MOTUL AUTECH Z△大穴:#1 au TOM’S GR Supra

PP予想:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT

 今週末は晴れ予報。五月晴れの下、ドライコンディションでのレースになりそうで、ひと安心です。さて、そんな第2戦富士のウイナー予想ですが迷いに迷った末、昨年8月の富士で優勝している8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTを指名させていただきました。ARTAの“勝利の方程式”であるポール・トゥ・ウイン予想です。それに「待った」をかける存在の最右翼になると見ているのが、前年の第2戦富士で3号車Niterra MOTUL Zに次ぐ2位となった23号車MOTUL AUTECH Z。不完全燃焼に終わった開幕戦岡山の雪辱に燃えているはず。

 怖いもの見たさを含みつつの大穴は、開幕戦を制した1号車au TOM’S GR Supraです。開幕戦と第2戦、さらに最終戦とその直前のレースを獲っての「年間4勝」を目標に掲げるチャンピオンコンビ。彼らならやりかねない怖さがありますよね。40kgのサクセスウエイトを積み、重量の面では不利であることは間違いありませんが、昨シーズン幾度も見せつけられた“レースでの強さ”は今回の3時間レースにおいて、他チームにとって脅威になるのではないでしょうか。


●ゴトー(初めて渋滞にハマらず富士に到着)のウイナー予想

◎本命:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT○対抗:#23 MOTUL AUTECH Z△大穴:#19 WedsSport ADVAN GR Supra

PP予想:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT

 優勝予想は16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTを本命とします。約1.5kmという長い直線がある富士スピードウェイでは、ホンダ・シビック・タイプR-GTのストレートスピードが今年も武器になるはず。なかでも16号車はサクセスウエイトを搭載していおらず、上位を争う存在かと。ドライバーふたりとも一発の速さは充分にあり、前戦リタイアの悔しさを晴らすポール・トゥ・ウインを期待します。

 一方で、昨年の第2戦でワン・ツーを飾ったニスモチームのニッサンZニスモGT500も侮れない存在になりそう。3号車と23号車ともにサクセスウエイトが軽いため上位に来ることが予想されますが、個人的に“エースカー”を託された千代勝正/高星明誠コンビの優勝を見たい感があるので対抗とします。

 大穴はかなり迷いましたが、19号車WedsSport ADVAN GR Supraをチョイス。ヨコハマタイヤ装着車は、ドライでの開幕戦予選で好調さをみせているだけに、予選日・決勝日の2日間ともドライになりそうな第2戦富士でも上位に来るのではないでしょうか。


●自称ハルロウ(かれこれ17年目のGT取材。今回はドライのレースが見たいです!)のウイナー予想

◎本命:#23 MOTUL AUTECH Z○対抗:#17 Astemo CIVIC TYPE R-GT△大穴:#24 リアライズコーポレーションADVAN Z

PP予想:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT

 搬入日は雨模様ですが、どうやら土日はドライで走行が行われる予定。今季はオフのテストから雨が多かったので、予選〜決勝とドライでスッキリとしたレースが見たいですね。今回の富士はホンダ・シビック勢とニッサンZが直線の速さを活かして優位になると予想。その中でも、開幕戦で上位に行けそうながら、レース中に速さを見せながらも、スピンや接触などで悔しい思いをした23号車MOTUL AUTECH Zと17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTを本命と対抗に挙げさせて頂きました。

 そして開幕戦で大きなインパクトを残したヨコハマタイヤ勢、19号車WedsSport ADVAN GR Supraと24号車リアライズコーポレーションADVAN Zの2台も今回の上位候補になります。富士での車両適性を考慮して24号車を大穴にしましたが、19号車も表彰台を充分に狙えるはず。ヨコハマ勢にとって厳しそうなのが、3時間の長距離戦でレース中のFCY(フルコースイエロー)やSC(セーフティカー)が多くなった時。タイヤが冷えて、そこからのウォームアップが今回、どこまで対抗できるかがポイントになりそうですね。

[オートスポーツweb 2025年05月02日]

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