佐藤浩市、父三國連太郎さんとの当時の不仲報道に言及「そう見た方が楽しいだろうし…」真意説明

俳優佐藤浩市（64）が4月30日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」に出演。父の俳優三國連太郎さんとの関係性について触れる一幕があった。

2人は96年公開の映画「美味しんぼ」で共演。作中でも親子の役を演じた。番組では当時の貴重な撮影風景が公開された。その映像ではお互い、畳に寝そべりながら演技論を仲むつまじく戦わせていた。

当時のメディアでは、2人の関係性について不仲などと書かれていた。佐藤は「メディアはそう（不作）書きたいだろうし。メディアというか他者はそう思って見た方が楽しいだろうし」と当時を回想。

三國さんを父として持つことの重圧について問われると、「重圧、それはいつでもあると思うし、あったと思いますけど。自分自身に自信がないから。自分が何者なのか分からないから、そう思ったわけで。でも、自分が佐藤浩市っていう役者なんだって自分自身が分かったら、逆に三國連太郎が父親というのが当たり前。それを言われることもその通りでございます。自分でそう言えるようになるっていうことだと思います」と言葉をつむいだ。