「胸に刺さった」「うるっときた」岡部たかし“海馬”の台詞に共感の声上がる…「キャスター」4話

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2025年05月05日 10:01  cinemacafe.net

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「キャスター」第4話(C)TBS
阿部寛が主人公を演じる「キャスター」の4話が5月4日に放送。局長である海馬が娘に言った言葉に「胸に刺さった」「うるっときた」などの声が上がっている。

テレビ局の報道番組が舞台の本作は、型破りなキャスターが闇に葬られた真実を追求し悪を裁く物語。主人公でキャスターの進藤壮一を阿部寛、JBNの国定義雄会長を高橋英樹、ニュースゲートの総合演出の崎久保華を永野芽郁、新人ADの本橋悠介を道枝駿佑、局長の海馬を岡部たかし、サブキャスターの小池を月城かなと、編集の尾野を木村達成、進藤の娘・すみれを堀越麗禾が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
海馬(岡部たかし)の娘・灯里(竹下優名)が通う桐桜女子中学で盗撮騒動が発生する。そこで海馬は娘を守るため、新コーナーの企画書を出し、華(永野芽郁)と本橋(道枝駿佑)を桐桜女子中学に行かせることに。また、なぜか進藤(阿部寛)も取材に同行。実はその中学には、離婚して会っていない娘のすみれ(堀越麗禾)も通っていた。

表向きはバスケ部の取材だったが、本橋たちは盗撮騒動について、生徒や教師から話を聞いていく。その結果、盗撮のあった日に生徒たちがバスケ部顧問の芳賀(高橋努)を呼びに行ったもののカメラは見つからなかったこと、芳賀が警察を呼ぶのを止めたことがわかり――というのが4話の展開。

芳賀が盗撮に関わっているのではないかと疑い始める本橋たち。しかし、学校側は盗撮自体を認めていないため、警察による捜査はできない。娘が受けた心の傷を許せない海馬は、独自に芳賀を尾行。芳賀は連日パチンコに通っており、多額の借金があった。

そんな中、別の事件で闇バイトに殺害されていた大学生が盗撮被害にあっていたことがわかる。二つの事件に関連性を感じた華が調べると、盗撮した画像や個人情報を売るサイトがあることが判明。さらにそこには、灯里やすみれの写真も掲載されていた。殺人事件の黒幕がサイトの運営者であり、桐桜女子中学にカメラを仕掛けた犯人と関連がある可能性が浮上したことで、ニュースゲート全体で事件を追うことに。

一方進藤はすみれに頼み、灯里に学校の裏サイトを見せる。そして、裏サイトを知った灯里は盗撮事件は芳賀のせいではないと書き込みを行なっていた。実は、裏サイトは進藤が編集の尾野(木村達成)に作らせた偽物。そこには、灯里のカンニングについての書き込みもあった。灯里は、自分に味方だと声を掛けてきた華に全てを話すことにする。

そして灯里がバスケ好き同士繋がろうとSNSで繋がったヒロトからテストの内容が送られてきてカンニングをしたこと、それをネタに脅されていたこと、盗撮を指示されたことがわかる。盗撮が露見し騒ぎになってからはアカウントは削除されており、その後連絡は途絶えていた。SNSを通じて子どもたちが事件に巻き込まれることが多発しているため、灯里にインタビューをしようと言う進藤。しかし海馬は拒絶するのだった。

犯人が捕まるまで自宅謹慎になった灯里は、訪ねてきた進藤の提案を受け入れる。そして、盗撮事件の全てを話すという投稿がされ、すみれも部活の仲間への拡散に協力するのだった。するとヒロトから呼び出しがかかり、彼が学校の警備員の男性であることがわかる。

警備員の男性に灯里が襲われていると思った海馬は、身を挺して守ろうとする。そんな父の姿を見た灯里は、テレビで自分の経験を話したいと言うのだった。実は海馬はかつて灯里に「灯里が生きていくこの社会が少しでも良くなれば良い。そう思ってる。お父さんは毎日ニュースを放送した後、ほんのちょっと社会が良くなることを信じてるんだ」と話していた。

海馬の言葉にSNSでは「進藤が、海馬局長に放った「貴方は父親の前に報道の人間だ。他人の不幸や犯罪を散々飯の種にしてきた貴方が、今更善人ぶって良い父親やってんじゃねぇよ」と、海馬局長が娘に言った「毎日ニュースを放送した後、ほんのチョット社会が良くなる事を信じてる」の言葉が胸に刺さった」や「仕事が忙しく娘の行事に立ち会えなかったけど…全ては娘の為に娘が暮らす社会が少しでも良くなると良いと海馬さんの言葉にうるっと来た」、「視聴率のことばかり言ってるなと思っていた海馬局長の本当の気持ちが知れた」などの声が。

その後、進藤の見つけた証拠品から、サイトの運営者で殺害の指示役が被害者の交際相手で最初の容疑者の男性であることがわかり事件は解決を迎える。簡単に繋がれる社会になり、未成年が巻き込まれる可能性も高くなったSNSでの犯罪に「今回のようにSNSから犯罪に巻き込まれることって現実でもあるから、ほんと色々考えることがありました」や「今回みたいに今の社会って学生でもSNSを通じた犯罪に巻き込まれること全然あるよね。いろいろ考える内容だったな」、「SNSの使い方、みんなが考えないといけないよね」などの声が上がっている。

【第5話あらすじ】

チーフディレクターの梶原(玉置玲央)が警察官による暴行事件のもみ消し情報を入手した。梶原と旧知の仲である赤坂南署の竹野署長(緒川たまき)が内部告発をしたいと申し出たのだ。進藤(阿部寛)たちは竹野のインタビューに向かうが、約束の時間になっても彼女は来ない。それどころか竹野は暴行事件自体を否定する緊急会見を開いていた。

梶原は社会部の恵梨香(菊池亜希子)が警察上層部に情報をリークし、竹野に圧力をかけたのではないかと考える。そして独自に暴行事件の真相を調べ始めるが、警察とJBN全体を巻き込んだ大問題に発展してしまう。

そんな中、進藤が赤坂南署の一日署長を自ら申し出て――。
「キャスター」は毎週日曜21時〜TBS系にて放送中。



(シネマカフェ編集部)

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