なえなの、映画『見える子ちゃん』で“九字切り”に挑戦 キリリとした表情の山下幸輝の場面写真も

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2025年05月05日 14:12  ORICON NEWS

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自称・霊能者の二暮堂ユリア(なえなの)=映画『見える子ちゃん』(6月6日公開)(C)2025『見える子ちゃん』製作委員会
 俳優・原菜乃華が主演を務める“全力無反応系エンターテインメント”『見える子ちゃん』(6月6日公開)より、なえなの演じる主人公・みこ(原)の同級生で、霊感があるがゆえに周囲から疎まれている女子高生・二暮堂ユリア、そして山下幸輝が演じる、生徒会長の権藤昭生の場面写真が公開された。

【画像】山下幸輝の胸キュン場面写真

 本作は、泉朝樹による人気ホラーコメディ漫画を原作に、霊が“見える”ようになってしまった女子高生・四谷みこが、「見えないフリ」を貫いて日常生活を送ろうとする姿を描く。次第に彼女は、“無視できない”恐怖に立ち向かうことになる。

 今回解禁された場面写真には、ユリアがMy除霊グッズを振りかざす真剣な姿や、巫女装束をまとってお祓いをする場面、生徒会長の昭生が壇上でキリリとした表情を見せる様子や、みこにそっと顔を近づけて内緒話をするシーンが写し出されている。

 霊が“見える”みこの能力に気づき、接近するユリア。そして真面目な生徒会長として、みこやユリアを気にかける昭生。そんな彼らの前に、産休に入る担任・荒井先生(堀田茜)の代理として赴任してきた教師・遠野善(京本大我)が登場。彼には霊がついており、みこの親友で、無自覚に霊を引き寄せてしまうハナ(久間田琳加)に異変が起こり始める。みこ、ユリア、昭生の3人は、ハナに迫る危機の正体を突き止めるべく行動を開始する――。

 ユリアを演じたなえなのは、脚本を読んで九字切りのシーンがあることを知り、「なんだこれは(笑)」と思ったとコメント。九字切りとは、「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」の9文字を唱えながら、指で空中に縦4本・横5本の線を描く、日本の伝統的な護身術のひとつ。災厄から身を守るために行われるとされており、複雑な指の動きが求められる。「『臨』の手が難しかったので、資料が送られてきたときに『こんなに指、曲がる?終わったな』と思いました(笑)」と振り返る。劇中では、霊能力を活かして霊に立ち向かう場面もあり、ユリアがどのようにストーリーに関わっていくのか注目が集まる。

 一方、昭生は原作には登場しないオリジナルキャラクター。突然霊が見えるようになったみこの能力にいち早く気づき、何かと彼女を気にかける、冷静沈着で大人びた雰囲気を持つ存在だ。

 山下は昭生について「原作には出てこないオリジナルキャラで、僕にかかってると思いました。説明の芝居が多くてせりふ量も多かったので、作品を面白くするのは僕だなって、勝手に思ってました(笑)」とコメント。

 オリジナルキャラクターでありながら、物語の鍵を握る重要な役割を担う人物であることを明かしている。冷静沈着な昭生は、みこやユリアとともに、ハナに起きた異変の原因を突き止め、解決に導くことができるのか――。

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