元ジャンポケ斉藤被告　赤ちゃん抱き上げ、動画撮影まで…再起のバームクーヘン販売現場で見せた“親切すぎるファンサービス”

5月4日、埼玉県・新座の市道沿いにある広大な駐車場で、こんな大声が鳴り響いた。

「はぁぁーい！」

その声の主は、3月に不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴されたお笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二被告（42）。声を張り上げながら、バームクーヘンの販売に汗をかいていたのだ。

昨年7月にロケバス車内で20代女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている斉藤被告。昨年10月に書類送検されたことに伴い、吉本興業は斉藤被告とのマネジメント契約解除を発表し、ジャングルポケットは現メンバーのおたけ（42）と太田博久（41）のコンビで活動中だ。

いっぽう、表舞台から去った斉藤が“再起”をかけて取り組んでいるのが、バームクーヘン販売だ。

「性的暴行疑惑が昨年に報じられてから、SNSでは沈黙を貫いてきた斉藤さんですが、今年4月9日にXで《裁判を受けることとなりました》と初めて近況を報告。そして25日の投稿で、同月27日、29日に群馬・高崎市のバームSAITOUという店で、STUMPと名付けたオリジナルのバームクーヘンを販売することを告知したんです。

バームクーヘンはカットされたものとロールの二種類があり、それぞれ税込みで700円と1900円。高崎の販売には多くの人たちが駆けつけ、売り切れで購入できなかった人もいたそうです」（芸能記者）

そんな斉藤が5月3日・4日の出張販売の場所に選んだのが、埼玉・新座だった。販売開始時刻の午前10時頃、市道沿に建ったマンション敷地付近の広々とした駐車場では、すでに100人を超える行列ができていた。

斉藤は、購入客の一人一人に応対し、冒頭のように声を枯らしながらおなじみの持ちネタを披露したほか、サインをプレゼントしたり、子連れ客の赤ちゃんを抱き上げたりとかなり親切なファンサービスでおもてなし。斉藤と写真を撮影してもらったという20代の男性は話す。

「10時過ぎに並び始めて約2時間、ようやくバームクーヘンを購入して斉藤さんと対面できました。写真だけでなく動画の撮影にも応じてくれて、他の人たちは誕生日のお祝いのショートムービーを頼んでいたので、私も結婚した友人に向けたお祝いメッセージのムービーをお願いしました。

すると、斉藤さんはカメラに向かって、『おめでとうもろこし！ムシャムシャ……。はぁぁーい！』というギャグを披露してくれました。私が駐車場を出た際も、まだ行列ができていたので、その一人一人の要求に応えていたかと思うと、かなり大変な作業ですよね」

多くのファンに歓迎されていた斉藤だが、いまは刑事裁判を控える身でもある。はたしてバームクーヘンのような“甘い”未来を迎えることはできるのか。

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