『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(7月4日公開)(C)練馬ジム/LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会 2024年1月期に東海テレビ・フジテレビ系土ドラ枠で放送されたドラマを映画化した『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(通称:おっパン/7月4日公開)の予告映像と場面写真が解禁となった。
【動画】『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』予告編 本作は、練馬ジムによる同名漫画(「LINEマンガ」連載)が原作。お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造が演じる、昭和生まれの52歳、家族からも嫌がられる古い価値観を持ったカタブツの“おっさん”だった主人公・沖田誠が、LGBTQ+、推し活、二次元LOVE、メンズブラ…といった新しい“常識”と出会いながら、少しずつアップデートしていくストーリー。映画では、新たなアップデートに挑むオリジナルストーリーが展開される。
予告編では、ドラマから引き続き、オープニングテーマとなるFANTASTICSの「アプデライフ」に乗せて、さらなる“アップデート”が期待される誠(原田泰造)をはじめ、妻の美香(富田靖子)、息子の翔(城桧吏)、娘の萌(大原梓)の沖田家と彼らを取り巻く大地(中島颯太)ら個性豊かなレギュラーキャストが映し出される。
沖田家の4人がそろって美香の好きなアイドルグループ「RANDOM」の推し活をする仲睦まじい楽しげな様子が印象的な一方で、突如悲鳴をあげる美香の姿も垣間見え、波乱の幕開けを予感させる。
時代遅れで偏見まみれだった誠が、その考えを改めるきっかけとなったゲイの青年・大地との出会いを振り返りながら、美香はアイドルのオタ活、萌は同人誌の漫画、翔はかわいいものとメイク、とそれぞれの「好き」を変わらず謳歌する沖田家の姿が映し出されていく。
誠がアップデートし、ようやく平穏な日々が訪れたかと思いきや、誠はアップデート前の部下・佐藤(曽田陵介)との再会、大地はパートナーの円(東啓介)と遠距離婚になってしまったことで、彼らに“新たなタスク”が立ちはだかる。
映像内では、間違いだらけだった自身の生き方を振り返り、見つめ直す誠の姿や、円に会えない寂しさや不安を抱え、葛藤する大地の様子も。さらに好きが故に壁に衝突し、落ち込んだ表情を浮かべる沖田家の家族の姿も映し出されている。
「彼らが傷ついた顔をしたのは、本人の望むあり方を認めなかったときだった。」、「時代の価値観なんて変わっていく。だから俺は、それを好きかってことだけ。」など深いせりふをちりばめながらも、最後には誠と大地の掛け合いにクスッと笑える、「おっパン」ならではの展開も見られる。現代に生きるすべての人の心を打つ、笑って泣ける新たな“アップデート奮闘記”に期待高まる映像に仕上がっている。
先日、トータス松本が本作のために書き下ろした主題歌「青春」と挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」の2曲をウルフルズが担当することが発表されたが、予告映像にて楽曲も初解禁。トータス松本が感じた「おっパン」がふんだんに詰め込まれた歌の力で、映画の魅力を何倍にも引き上げている。
場面写真は、誠が勤める「銀杏事務機器リース」での部下とのカットや、萌が参加する同人誌イベント・コミックカーニバルにいる誠と大地の姿も。さらには、手をつなぎ見つめあう大地と円のカップルや、沖田家で食事をしているカットなど、個性豊かな面々の多様な表情が切り取られている。
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