俳優井上芳雄(45)が6日、東京・明治座で、7日に初日を迎える主演ミュージカル「二都物語」の公開通し稽古を行い、浦井健治(43)潤花(27)とともに取材に応じた。
12年前にも主演した作品で、井上は「まさか再演できると思っていなかった。僕もやってほしいという気持ちがあった。とにかくまたできてうれしい」と話した。
今年2月末に帝国劇場が建て替えで一時閉館になったため、他劇場での公演が行われることに触れ、井上は「次の帝劇に引き継ぐ大事な5年間。これからの5年間、明治座さんをはじめいろんな劇場でミュージカルやらせてもらいますけど、そのスタートということでしっかりやらせていただきたい」と語った。
浦井も12年前の初演に引き続いての出演で、井上の印象を「同世代で第一線で走り続けている姿が(主人公と)重なる」と言うと、井上は「浦井君も大人になった。付き合いが長くなってきたので、無駄な話をしなくなりました。しゃべらなくても心は伝わってるだろう、と。…と思ったら伝わってなかったことも」と応じて、笑わせた。
元宝塚歌劇団宙組トップ娘役で、23年に退団してから初ミュージカルの潤花は「退団後、初ミュージカルでこんなにすてきな皆さまと出演できて幸せだとかみしめております。稽古場の時点で終わってほしくないと思っていました」と話した。
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明治座公演は7〜31日、大阪、名古屋、福岡でも上演される。
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