「恋は闇」第4話(C)NTV岸井ゆきのが被害者に寄り添う記者を演じる「恋は闇」の4話が、5月7日に放送。浩暉の不審な行動に「やっぱり犯人?」「信じたい」などの声が上がっている。
岸井ゆきのが主人公を演じる本作は、取材スタイルの全く違う二人の記者がある事件を追いかけていく物語。主人公で情報番組のディレクター・筒井万琴を岸井ゆきの、週刊誌のフリーライター・設楽浩暉を志尊淳、「ホルスの目殺人事件」を捜査する刑事で万琴の友人・正聖を白洲迅、正聖の同僚・大和田を猫背椿、情報番組の総合演出・野田を田中哲司、プロデューサーの沙樹を西田尚美、万琴の後輩の木下を小林虎之介、配達員の夏八木唯月を望月歩、万琴の友人でストーカー被害に遭い刺された過去を持つ内海向葵を森田望智が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
世間を震撼させる連続殺人「ホルスの目殺人事件」を取材する万琴(岸井ゆきの)は、共に事件を取材する浩暉(志尊淳)にまっすぐ想いを伝え、浩暉も告白を受け入れる。2人は、事件が解決したら万琴の地元に旅行に行こうと約束を交わす。
犯人は身長175センチから180センチ、黒のレインコートを着てフードを目深にかぶった人物。事件の犯人像が少しずつ浮かび上がる中、次なる5件目の犯行現場を予測する万琴は、現場付近の住民が提供してくれた動画に不審な男が映っているのを確認する。
動画を見た番組スタッフたちは、きっと犯人に違いないと色めき立つが、プロデューサーの沙樹(西田尚美)は、何も分からない現段階で放送に使うのは時期尚早だと判断。そして、動画に映る不審な男の正体を知る野田(田中哲司)は、万琴にそれが浩暉の父・設楽貫路(萩原聖人)であると告げる。貫路が過去に、浩暉の母・設楽久美子(紺野まひる)を「ホルスの目」と酷似した形で殺害していたことを知った万琴は、浩暉の複雑な胸中を思い、事件解決に一層燃える。
一方、警察も、「ホルスの目殺人事件」の重要参考人として貫路の行方を捜索。しかし、刑事の正聖(白洲迅)は、そもそも久美子を殺害したのは貫路ではなく、遺体の第一発見者だった浩暉で、ホルスの真犯人も浩暉ではないかという疑念が拭い切れずにいた。
5件目の犯行が起こるであろう、運命の5月5日。一人で現場で張り込むことになった万琴は、黒いレインコート男と遭遇して――というのが4話の展開。
犯人の姿を撮影することに成功する万琴だが、レインコート男に腕を切られてしまう。サイレンの音が聞こえ、犯人は逃げていくが、その後に駆けつけた浩暉の靴と犯人の靴は同じだった。万琴の怪我を見て、浩暉はパニックになりながら早く来られなかったことを謝る。
スクープを取った万琴は、生放送に顔を出して出演することに。そして放送直前に5件目の被害者が出ていたことを知った万琴は、犯人を捕まえられなかったことを謝罪するのだった。そんな万琴の姿にSNSでは「私も顔出しで証言するという万琴の言葉。遺族コメントをめぐる話はここに繋がるのか、と私も唸った」や「謝罪する事じゃ無いよ」、「自分も顔出しします、と言い切る万琴がかっこよかった」などの声が。
また、血のついたゴム手袋をコインロッカーから取り出す浩暉に「浩暉が、ロッカーから回収したその手袋は。血がついてたよね。しかも、黒いレインコートも。どういう事なの〜。浩暉が、犯人じゃないって信じたいのに、必ず、完全には信じられないことが、起こっちゃう。どうしてなの?」や「万琴を襲って、コインロッカーに行って手袋とか隠して戻ってくるには早すぎなかった?そんな都合のいいところにロッカーある?」、「逃げて手袋をそのロッカーに入れたならタイミング的に真琴を助けに来れないのではと思うと犯人は別にいると思わせてのやっぱり犯人?」などの声が上がっている。
【第5話あらすじ】
「ホルスの目殺人事件」の新たな犯行が予測された5月5日、マンションで40代女性の遺体が発見された。現場の様子や犯行の手口から、警察は「ホルスの目殺人事件」の5人目の被害者と断定。さらに、万琴(岸井ゆきの)の傷口から検出された別の女性のDNAと、5人目の被害者のDNAが一致したことで、万琴を襲った人物が「ホルスの目殺人事件」の犯人であると確定する。犯人の唯一の目撃者となった万琴のスクープ映像は世間の注目を集め、総合演出の野田(田中哲司)は「うちの独占スクープだ!」と意気揚々。
警察は犯人の凶器と手袋を特定するが、週刊新流に「「ホルスの目」新展開!凶器、手袋、スニーカーを特定!」の見出しが躍り、捜査本部は騒然とする。またしても浩暉(志尊淳)が情報をすっぱ抜いたのだ。なぜ警察発表前の情報が分かるのか。記事を読んだ正聖(白洲迅)は、浩暉への疑念をますます強める。
現場近くの防犯カメラ映像や目撃情報から、警察は浩暉の父・設楽貫路(萩原聖人)の犯行で間違いないとみて、その行方を捜索。そんな中、司法解剖により、5人目の被害者の腕から注射痕が見つかった。さらに、過去4件の被害者の腕にも注射痕を隠すような傷があったことが判明し、鑑識の松岡(浜野謙太)は、ある可能性を指摘する。
徐々に犯人像が浮かび上がる中、万琴の元に浩暉がホルスの真犯人ではないかという情報が次々と舞い込む。浩暉を信じたい万琴は、その疑念を払拭しようと浩暉の部屋へ向かうが――。
「恋は闇」は毎週水曜22時〜日テレ系にて放送中。
(シネマカフェ編集部)