M−1グランプリ2021王者、錦鯉の独演会ツアー「バカの恩返し」が、6日に東京・有楽町のヒューリックホールでスタートした。
ボケの長谷川雅紀(53)とツッコミの渡辺隆(47)が登場すると、満員のファンが大きな拍手で迎えた。渡辺が開演時に座席に間に合わなかった観客に「ゆっくり自分の席を探してくださいね」と話しかけると、長谷川は「じゃあ、もう1度僕らが出直そう」。2人で舞台袖に戻って、出囃子に乗って再登場した。
長谷川が「こーんにーちわー」と呼びかけると、会場の子供たちからも「こーんにーちわー」の大合唱。長谷川と子どもたちとの「こーんにーちわー」のコール&レスポンスがエンドレスに続きそうなタイミングで、渡辺がツッコんだ。
今回の独演会用に書き下ろしたオール新ネタが7本。そして、ネタとネタの間に2人の個性を詰め込んだ幕あいVTRが流された。公演終盤には、ネタの途中に長谷川が舞台を降りて、観客席を踊りながら歩き回って交流。拍手と笑いの2時間で、エンディングを迎えた。
今後は24、25日に札幌公演。その後は大阪、岡山、愛知、新潟、静岡、福島、福岡とサーキットして、ファイナルは7月26、27日に東京・イイノホールで締めくくり全国9都市12公演となる。
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終演後、長谷川は「お客さんが楽しんでくれて、とにかく僕も楽しかったです。僕らがお客さんに笑ってもらえるかもって予想していたことと、予想外の反応もあったんですけど、結果的にお客さんが盛り上がってくれてうれしかったです。お子さんたちとも『こーんにーちわー』合戦ができましたし。その時その場所でしかできない舞台が続きますが、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」。
渡辺は「本番前はネタとか不安なところもあったんですけど、舞台に上がったらお客さんが想定外に盛り上がってくれたので、予想以上のできでした。ライブは本当に勉強になりますね。初日がめちゃくちゃよかったので、ここからさらに遊びを残しながらネタをブラッシュアップしていきますので、ぜひお楽しみください」と話した。
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