2025スーパー耐久富士公式テスト 3セッションすべてでトップタイムを記録したHitotsuyama Audi R8 LMS 5月8日、静岡県の富士スピードウェイでENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONEの公式テストが開催された。スポーツ走行や体験走行を挟みながら日中に1時間のセッションが3回と、夜間練習走行が行われ、各車が周回を重ねている。
タイムとしては101号車Hitotsuyama Audi R8 LMSが日中の3セッションすべてでトップタイムを記録。81号車DAISHIN GT-Rも順調に走行を完了させたが、33号車クラフト・バンブーのメルセデスAMG GT3は午前セッション1の終盤でトラブルからマシンストップ。その際に車両が出火してしまい、ドライバーは無事だったものの、マシンは左フロント周辺にダメージを負い、ピットで修復作業が行われたが、以降のセッションで走行は叶わなかった。
GT4規定車両のST-Zクラスはシリーズを争う9台が参加。各車のドライバーも通常どおりだが、TEAM ZEROONEのニッサンZニスモGT4には5月7日に発表されたとおりロニー・クインタレッリとイゴール・オオムラ・フラガが、52号車埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2には荒川麟が合流。22号車Porsche Team EBIのケイマンGT4 RS CSには山野直也と石川京侍が加わっており、ST-Zはその22号車EBIがセッション1で記録した1分48秒334がクラストップタイムになっている。
ST-TCRクラスは、19号車BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCRと98号車WAIMARAMA Elantra N TCRの2台が周回を重ねた。98号車エラントラはレギュラーの千代勝正に加え、安田裕信も走行を行っている。ST-1クラスはKsフロンティア KTMカーズの2号車KTMと、D’station Racingの47号車ポルシェ992が走行を重ねた。