大原櫻子(29)が8日、都内のI'M A SHOWで行われた、文化庁長官で作曲家の都倉俊一氏(76)のオリジナルミュージカル「幾光年−Light Years−」製作発表記者会見に出席した。
「幾光年−Light Years−」は、長崎の被爆をモチーフにした作品で、被爆80年を機に7月31日、8月1日に同所で上演する。大原は、松坂慶子(72)が演じる被爆者の両親を持つ77歳のハナの若き日と、ハナの孫娘ヒデミの一人二役を演じ、松坂とダブル主演を務める。
都倉氏から「日本演劇界のホープです。背負って立つ」と紹介されると、大原は「大きな役をいただいて」と恐縮した。そして「祖父が長崎大で被爆して。若い頃に亡くなったので、詳しいことは聞けませんでしたが親近感を持って台本を読めた」と、祖父が長崎に原爆が投下された際、被爆したと明かした。24年には、太平洋戦争化の広島を舞台に、原爆投下なども描いたミュージカル「この世界の片隅」に主演しており「『この世界の片隅』では、広島…2年連続、責任感を持つ作品に出られることは感謝、覚悟して臨みたい」と意気込んだ。
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