写真ショーン・ペンは、ドナルド・トランプ米大統領が「世界を破壊しようとしている」と考えている。
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トランプ大統領に対して強い批判を続けてきた、「ミルク」などで知られるペンは、トランプ政権の2期目に起こり得る「最悪のシナリオ」について警告を発し、アメリカ国民をエルサルバドルの悪名高いCECOT刑務所へ移送する計画について言及した。
ジャーナリストのジム・アコスタのポッドキャストに出演したペンは、次のように述べている。
「(エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領が)新たな指導者と対峙する前に、最悪のシナリオを想定すべきだ」
さらに、トランプの政治姿勢について、「ドナルド・トランプは、おそらく男ができて出て行った妻を殺害する元夫の姿と似ている、というのは理にかなった理論だと思う。なぜなら、自分が妻を取り戻せないなら、誰のものにもならないということだからね」「そして、この破壊行為は、権力闘争であると同時に、彼の最後の手段なのだろう」と語った。
また、トランプ大統領が憲法を無視して3期目を目指す可能性についても懸念し、「彼は老齢で寿命を迎える前に、世界を破壊しようとするかもしれない」と警告している。
ペンは、自身が製作総指揮を務めた伝記ドラマ「ワーズ・オブ・ウォー」のプロモーションのためポッドキャストに出演。この作品は、ロシアのジャーナリストで人権活動家だったアンナ・ポリトコフスカヤの物語を描いており、母国の汚職を暴こうと戦い続けた末、2005年に自宅マンションのエレベーター前で暗殺された。
そして、ペンはアメリカで同様の衝撃的な事態が起こらないと考えている人々に対し、警鐘を鳴らしている。
「我々は、ロシア人が経験したことを、この国で味わっているんだ」
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250595288.html