【是枝監督】「これからの映画界を背負っていく2人」仲野太賀と福地桃子を称賛

俳優の仲野太賀さん、福地桃子さん、黒田大輔さん、リリー・フランキーさん、そして是枝裕和監督が、『全編iPhone 16 Proで撮影　短編映画「ラストシーン」プレス向けプレミア試写会』に登壇しました。

iPhoneで全編撮影という今回の企画について、仲野さんは、“普段の撮影って、演じる僕らの前に撮影隊がバーっと並んで、機材も大きい。今回は「機材からくる圧、プレッシャー」が無く、リラックスした状態で役に入っていける。その感覚は新鮮でした”と、撮影してみた感想を告白。

福地さんも、“いい意味で、圧を感じない。「本当にこれで撮れてるの？」って心配になるくらい”と、仲野さんと同じく新感覚の撮影を振り返りました。

仲野さんと福地さんが観覧車に乗っているシーンは、狭い中にカメラマン、アシスタント、監督を加えて5人が乗って撮影したそうで、仲野さんは、“iPhoneのコンパクトさと機動力が効果的。最小人数で濃い撮影ができた”と、自信を持ってコメント。

是枝監督も、iPhoneでの撮影について、“道具が変われば表現が変わる。あらためて、「撮影ってなんだろう？」「プロってなんだ？」と考える良い機会になりました”と、自分でも頷きながら語りました。

また、是枝監督は仲野さんと福地さんの演技にも太鼓判。“若い2人の芝居がとても見事で、助けられました。これからの映画界を背負っていく2人と一緒に現場を共有できたのも、僕にとっては良い経験でした”と、ベタ褒めしていました。

【担当：芸能情報ステーション】

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