普通のマンションに見えて…… “あるはずの物がない”自由すぎる賃貸物件に「完全にDIY上級者向け」「カスタマイズしたい」

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2025年05月09日 20:23  ねとらぼ

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ねとらぼ

信じられない部屋の光景にビックリ

 あるはずの物がない……!? あるマンションの二度見不可避すぎる物件の内見動画が、YouTubeで「度肝を抜かれた」「すんごい発想だぁ……」などと反響を呼んでいます。


【画像】あるはずの物がない室内の光景


●天井をぶち抜いて吹き抜けに大改造!?


 動画を投稿したのは、個性的な物件を紹介しているYouTubeチャンネル「ゆっくり不動産」。今回紹介するのは、千葉県松戸市にある1973年に建てられた賃貸マンションの一室。外観はどこにでもありそうな5階建てのマンションに見えますが……?


 1部屋目は2LDKの間取りで、玄関を開けるとすぐフローリングの個室が現れ、正面にある大型の窓の先に荒々しいコンクリートの床が見えています。


 足を踏み入れると、そこにあったのは大きな階段だけ……? しかも、目線を上げると、そこにあるはずの天井がありません。どういうことなの……!?


 物件の資料によると、このコンクリート打ちっぱなしの部屋は“カスタマイズルーム”と名付けられた空間で、改装工事の内容を事前にオーナーさんに伝えて、許可を得られたら退去時の原状回復は不要になるとのこと。つまり自由にDIYが楽しめる物件になっているようです。


 そのため一般の住居としてではなく、店舗やアトリエ、オフィスといった感じの入居希望を募っているとのことでした。なるほど、そういうことだったのか。


 あまりにも斬新なメゾネットですが、2階の床はほとんどなく、1階から2階の天井が見えてしまっている光景が何度見ても衝撃的です。


 建物を維持するために必要な梁やその他の構造はしっかり残しており、構造自体は問題ないそうです。階段を上った先に2つ目の個室とキッチン、浴室があり、トイレや水回りのスペースは1階の右側通路の先にあります。


 他にも1階と2階の外に繋がる窓には手すりがないのも特徴となっていて、庭はカフェやギャラリーとして使うには便利かも?


●別の部屋では最上階に「フロア丸ごと浴室」が存在


 同マンションではもう1部屋、気になる物件があるとのこと。訪れた2部屋目は3LDKの間取りで、こちらも奥にコンクリート打ちっぱなしの“カスタマイズルーム”が存在します。天井は部分的に解体され、階段によって上のフロアと繋がっています。


 驚くべきは、このマンションの最上階まで上ると出てくる「フロア丸ごと浴室」のフロア。階段を上がってすぐ、特にドアもなく目の前にシャワールームが現れ、広々とした空間にバスタブがぽつんと置かれています。こちらもすごい発想……!


 お湯や水がたまらないように床の勾配がしっかりとられ、湿気対策として天井には換気扇も。目の前には窓があり、湯船に浸かりながら5階からの景色を楽しめそうです。


 気になる賃料は1部屋目が16万8000円(管理費1万2000円)で、2部屋目が18万6800円(管理費1万3200円)となっています。詳しい情報はomusubi不動産のページから確認できます。


 ちなみに、紹介した2部屋以外もしっかり“魔改造”されているそうで、外観からは想像もできないような空間が広がっているそうです。


●「今後どうなっていくのか楽しみ」「理想すぎる浴室」の声


 自由すぎる物件に、YouTubeのコメント欄には「思い切った天井ブチ抜きに度肝を抜かれた」「ここまで荒々しいDIY前提物件は初めて見たかも…完全にDIY上級者向けの物件ですね」「個性的な住人が集いそうで面白そう。今後どうなっていくのか楽しみな物件ですね」と驚く声から、「最初は住むの難しそう〜と思いましたが風呂フロアにやられました。理想すぎる浴室です」「こんな物件めちゃくちゃ好き!」と魅力を感じる声も届いています。


 「ゆっくり不動産」は、以前にも“とんでもない謎構造の物件”を紹介した動画が話題に。いろいろと面白い物件に興味がある方は、同チャンネルやXアカウント(Twitter:@slowly_re)/Instagramアカウント(@slowly.re)を覗いてみるといいでしょう。



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