俳優緒形直人(57)が、9日放送のTBS系「A−Studio+」(金曜午後11時)に出演。父緒形拳さん(08年死去)との共演を振り返った。
緒形は1988年(昭63)公開の映画「優駿 ORACION」でデビュー。20歳の時にオーディションで選ばれ、同作で父の拳さんと親子役を演じた。
緒形は拳さんとの親子共演について「父親役ですからね。親子で親子役は…」と当時の戸惑いを振り返ると、「初めてフジテレビのスタジオで一緒になって、リハーサルするんですけど。せりふが全く出てこなくなって、頭が真っ白になって。そこにおやじがいるんだけど、せりふを言うんですよ。えーみたいな」と整理のつかない当時の心境を語った。
現場での拳さんについては「優しくない。ほぼしゃべらずですね。うちは割と突き放す方なので」と苦笑い。自身の息子、緒形敦と緒形龍も俳優の道に進んでおり、親になった立場として「息子がやっていてどうなってるんだと気になるんだけど、あえて声をかけないという父の器のでかさもすごいなと思う」と話していた。
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