ヤマハのクアルタラロが2戦連続ポール獲得。マルケス兄弟が2-3/第6戦フランスGP

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2025年05月10日 18:50  AUTOSPORT web

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2025MotoGP第6戦フランスGP 予選 トップ3
 5月10日、2025年MotoGP第6戦フランスGPの2日目セッションがル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、MotoGPクラスの予選ではファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)がポールポジションを獲得した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は19番手グリッド、ワイルドカード参戦の中上貴晶(ホンダHRCテスト・チーム)は22番手グリッドとなった。

 初日から天候は良く2日目午前も晴れており、気温は16度、路面温度は13度で30分間のFP2が始まった。始めの10分は1分30秒656のマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップ、そこにアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)、フェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)とドゥカティ勢が続き、マルク・マルケスは1分30秒612までタイムを縮めた。

 4番手はクアルタラロ、5番手はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、6番手はルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)、7番手はジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)となったが、バニャイアが1分30秒748で2番手に浮上した。さらに中盤勢にはKTMの4台が入るなど多くのメーカーがトップ10に入っている。

 そこから順位が動くことなく終盤を迎える。残り4分にはクアルタラロが1分30秒546で首位に立ちこのセッションをトップで終えた。2番手は序盤に1分30秒612を記録したマルク・マルケス、3番手は1分30秒703まで上げたアルデグエルが入った。

 続いて行われた予選Q1は、小椋が早々に9コーナー転倒を喫してしまう。1分30秒946に入れたアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)がトップに立つが、10分18秒を残して小椋のマシン回収のために赤旗が掲示された。

 すぐに再開されるとラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)がトップに立つが、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が1分30秒399で1番手に。リンスも1分30秒455まで更新して2番手に入った。しかし、ラウル・フェルナンデスは次のラップで1分30秒431をマークして2番手タイムを塗り替えた。また、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)は1分30秒441で惜しくも3番手となる。

 最終ラップにはタイム更新がなくザルコとラウル・フェルナンデスがQ2に進出することが決まった。小椋は9番手でレースは19番手から、中上は12番手でレースは22番手からスタートする。

 予選Q2は気温18度、路面温度22度まで上がった。3周目にはマルク・マルケスが1分29秒442を記録して堂々のトップタイムを記録。クアルタラロが1分29秒792で2番手に続いた。

 残り3分になるとアルデグエルが1分29秒776を記録して2番手に上がるが、直後に3コーナーで転倒。ザルコも8コーナーで転倒している。2分を切るとアレックス・マルケスが1分29秒571で2番手に躍り出る。

 終盤にはクアルタラロが1分29秒324を記録。マルク・マルケスが最後にアタックを行ったが、このタイムを更新できずにクアルタラロが第5戦スペインGPに続き2戦連続でポールポジションを獲得した。マルク・マルケスは2番手、アレックス・マルケスが3番手、アルデグエルが4番手、マーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)が5番手、バニャイアが6番手となった。

[オートスポーツweb 2025年05月10日]

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