ケイン、ついにシャーレを掲げる「信じられない瞬間だ。待った甲斐があったよ」

　バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、自身初のメジャータイトルを掲げ、その喜びを語った。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

　現在31歳のケインは、トッテナムやイングランド代表で数々の個人賞を獲得しながらも、チームタイトルとは無縁のキャリアを歩んできた。意を決して昨季に自身初の国外挑戦を決断。絶対王者バイエルンに加入したが、レヴァークーゼンの大躍進でドイツの1年目も無冠に終わった。

　今季のバイエルンはDFBポカールとチャンピオンズリーグで早々に姿を消したが、ブンデスリーガでは安定して首位をキープ。そして、前節に他会場の結果を受けてリーグタイトル奪還が決まった。

　ホーム最終戦となった10日のボルシアMG戦で、ケインが今季リーグ戦25ゴール目を挙げるなど、バイエルンは2−0で快勝を収めた。同試合後にマイスターシャーレの授与式が行われ、ケインはついにキャリアで初めてメジャータイトルを掲げる瞬間が訪れた。

HARRY KANE LIFTS HIS FIRST-EVER MAJOR TROPHY 🙌 pic.twitter.com/Mopvd6y4Xe— ESPN FC (@ESPNFC) May 10, 2025

　ケインは次のように喜びを語った。

「信じられない瞬間だ。信じられない気持ちだ。とても長い時間がかかった。待った甲斐があったよ。ハードワークだったし、その間に多くのことをあきらめた。こういう瞬間のために、チームやファンと一緒に楽しむことができる。すべての時間が大好きだよ」

「このタイトルを楽しみたい。願わくば、それが多くのタイトルのうちの最初のものであってほしい。僕たちには素晴らしいチーム、素晴らしいコーチがいる。次の挑戦を楽しみにしているよ」


【ハイライト動画】バイエルン 2−0 ボルシアMG