
■MLB ダイヤモンドバックス 3ー0 ドジャース(日本時間11日、チェイス・フィールド)
ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのダイヤモンドバックス戦に“1番・DH”で出場し、3打数1安打1四球、打率は.305。2021年サイヤング賞投手のC.バーンズ(30)から8試合連続安打をマークした。チームは今季3度目の完封負けを喫した。
前日10日は9回に劇的な12号スリーランを放った大谷、打撃に関して6日には「構えから動きの中で正確に動けていれば自分のいいヒッティングポイントに近づいていく、例年この時期に一番良い状態になるということがあまりないので、近づいては来てるんじゃないかな」と話していたが、5月に入り33打数12安打、5本塁打と好調をキープしている。
ダイヤモンドバックスの先発はオリオールズから移籍してきた4年連続2ケタ勝利のバーンズ、通算成績は6打数3安打、1本塁打と相性の良い投手。2024年のオールスターでも対戦し、四球だった。
1回の第1打席、カウント1−0から内角低め95マイル(153キロ)のカットボールを完璧に捉えて、角度がつかなかったが、打球速度176.2キロのライト前ヒット。8試合連続安打をマークした。
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3回、2死一塁で大谷の第2打席、バーンズは1塁走者のキム ハソン(26)の足を警戒してけん制をしたが、3度目のけん制をしてしまいボーク。2023年からけん制球はプレートを外す行為も含めて1打席につき2球まで(3球目を投げてセーフの場合はボークで進塁)とするルールになっている。これでキム ハソンが2塁に進塁すると、大谷はカウント3−0となったところで申告敬遠となった。続くM.ベッツ(32)はセンターフライと得点を奪えず。
0対1と1点を追うドジャースは5回、先頭の8番・キム ハソンがセンター前ヒットで出塁、9番・A.バーンズ(35)が送りバントを決め、1死二塁で大谷の第3打席、1球目の内角低め96マイル(154キロ)のカットボールにセカンドゴロ。第1打席より、少し内角寄りに少しズラしたボールを打たされ、バーンズの投球術に抑えられた。
6回にはここまで1失点で耐えてきた先発D.メイ(27)がE.スアレス(33)に大谷と並ぶリーグトップタイの12号ソロを浴びて、0対2とリードを広げられた。
8回、先頭で迎えた大谷の第4打席、8回の第4打席、ダイヤモンドバックス2人目、R.ネルソン(27)のカットボールに詰まらされて、ライトライナーに倒れた。大谷は3打数1安打1四球で打率は.305、この試合は全てカットボールを打っていった。
チームはダイヤモンドバックスの先発バーンズに7回まで好投されて、今季3度目の完封負けとなった。
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