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<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)チャンピオンシップ:宇都宮89−75三河>◇クオーターファイナル◇第2戦◇11日◇日環アリーナ栃木
宇都宮ブレックスが持ち味のディフェンス力で連勝、3季ぶりのセミファイナル進出を決めた。
「最初からエナジーを出して、ディフェンスからいいリズムをつくることができた」
ベテラン遠藤祐亮が振り返るように、第1クオーター(Q)から激しく三河にプレッシャーをかける。第1Q残り8分24秒、比江島慎の3点シュートで6−3と勝ち越してからは並ばれる事もなく、強度の高いディフェンスを試合終了まで続け、危なげなく逃げ切った。ジーコ・コロネルヘッドコーチ(HC)代行も「みんなでボールをシェアして、ボールを動かしていければ、相手は本当に守りづらいと思う。試合を通してゲームをコントロールできた」と満足げに話した。
昨季もリーグ全体勝率1位でチャンピオンシップ(CS)に進出しながら、ワイルドカードの千葉ジェッツにクオーターファイナルで負けた。次戦のセミファイナルの相手はその因縁の千葉J。リーグ優勝2回の強豪・アルバルク東京を完膚なきまでたたきのめして上がってくる。
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比江島は「乗り越えないといけない相手。こういうゲームをしていけば千葉Jにも勝てる」といい、遠藤も「来週も今日のような盛り上がりで戦いましょう」とホームのファンに呼びかけた。コロネルHC代行が言う。「大きなチャレンジになる。いい準備をしたい」。場所は昨季と同じく日環アリーナ栃木。さあ、リベンジの舞台は整った。【沢田啓太郎】
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