限定公開( 27 )
俳優宮川一朗太(59)が13日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時)に出演。元妻を自宅でみとっていたことを明かした。
05年に離婚し、男手一つで娘2人を育てた宮川。初孫が誕生した2年前、元妻を自宅に迎えて最後をみとっていたという。離婚後、元妻は「南の方に移住」していたが、がんで手術に。それを摘出するも2年後に転移が見つかり、今度は末期で「住んでいる方の病院では治療が難しいということで、東京に転院」したという。
そして宮川が見舞いに行くと「病院は嫌だ」と繰り返していたことから、病院と話し合った末「東京の病院から離れていない場所」ということで「うちしかなかった」と自宅に決まったと明かした。
宮川自身は「元嫁を迎え入れるのはどうなんだろう」という「逡巡」があったが、長女の「私がお世話する」という言葉で迎え入れることにしたという。だが元嫁が来て「不思議な生活が始まるのかなと思っていたんですが、その翌日に旅立ちました」。
宮川は長女とともに元妻をみとり「ベッドから見る景色が病院じゃないって思ったんじゃないでしょうか。そこでホッとしたのかな、なんていうことを話したりもした」と回想した。
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元妻と話すことはできたのかと黒柳徹子(91)から聞かれると、「後日談」だとして「最後の方で僕が『じゃあ帰るね』って。意識も混濁してるものですから、帰っても特に連絡もない。じゃあきっと僕が来たことも分からなかったかな」と思っていたが、亡くなった後、遺品整理で元妻の携帯を見たところ「お見舞いに来てくれてありがとう」という未送信のラインが残っていたという。「いろいろ込み上げるものがありました」と振り返り「2人の娘と会わせてくれたのは、間違いなく彼女ですから、今は感謝しかありません」とコメントした。
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