20杯以上飲酒 当て逃げ事故の県職員ら2人を懲戒処分 福島
5
2025年05月13日 18:00 毎日新聞

福島県庁=2019年2月22日、荒川基従撮影 福島県は13日、自家用車を飲酒運転して電柱に衝突した当て逃げ事故を起こしたとして、県いわき農林事務所の女性主事(26)を懲戒免職処分にした。
県によると、主事は4月4日午後7時半から5日午前4時ごろまで、いわき市内の飲食店でハイボールや焼酎の水割り、テキーラなど計20杯以上の酒を飲み、帰宅するため車を運転して午前4時10分ごろに道路脇の電柱に衝突。そのまま車を乗り捨てて帰宅した。5日午後に現場に戻って警察に「私の車が事故に遭っている」と通報して発覚した。主事は運転した記憶がないという。
また、県山口土木事務所の男性技師(25)を停職6カ月の懲戒処分にした。昨年7月3日夜、会津若松市の商業施設で女性のスカートの中にスマートフォンを差し入れて動画を撮影しようとした。同11月6日に県迷惑防止条例違反(卑わいな言動)容疑で会津若松署に逮捕され、その後不起訴処分となっていた。
県職員の昨年度の懲戒処分は9人で免職は1人。【錦織祐一】
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。