若葉竜也、吉永小百合との共演前に感じた「全て見られる恐怖感」取り除いてくれたのは“父”佐藤浩市

吉永小百合（80）の主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」（阪本順治監督、10月31日公開）完成報告会見が13日、都内で行われた。

若葉竜也（35）は、吉永との共演について聞かれ「吉永さんと正面切って目を見てお芝居することは、僕の中では楽しみということだけではなく、とてつもない緊張だったり、全て見られているという恐怖感と向き合わなければいけないと思って現場に行ったんですけど」と重圧があったと吐露した。演じた真太郎は、吉永が演じた女性として初めて世界最高峰エベレスト登頂に成功した登山家の田部井淳子さんを元にした多部純子、佐藤浩市（64）が演じた正明の間の長男。著名人である母の存在に重圧を感じ、反発するものの、後に支えていく役どころだ。

吉永との共演を前に感じていた重圧を、撮影現場で取り除いてくれたのは佐藤だったという。若葉は23年の映画「愛にイナズマ」（石井裕也）監督で、佐藤が演じた治の次男で神父の雄二を演じていた。若葉は「僕は、佐藤浩市さんの息子役をやらせていただくのは今回で2度目、すごく安心感があって。浩市さんが『若葉、今回もよろしくな』と言ってくださって、すごく安心しました」と佐藤に感謝した。