KDDIと沖縄セルラー電話は、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」の対応機種として13機種を5月13日から順次追加する。これにより、au Starlink Directは63機種・800万台以上のauスマートフォンで利用可能になる。
5月13日には、iPhone 13シリーズ(mini・Pro・Pro Maxを含む)、19日には「arrows We2」、6月4日には「Google Pixel 7」シリーズ(Pro・aを含む)、「Google Pixel 8」シリーズ(Pro・aを含む)、Google Pixel Foldでも利用できるようになる。
6月5日には、「Xperia 1 VII」が発売と当時にau Starlink Direct対応端末に追加され、衛星との通信が可能になる。
au Starlink Directは、これまで圏外だった場所でも、空が見える場所であれば通信を行える。衛星通信を利用してSMS、RCS、iMessageでのテキストメッセージのやりとりや、緊急地震速報/津波警報/国民保護情報(Jアラート)の受信、現在地の位置情報を共有できる。Androidの端末では、「Google Gemini」を使って調べ物ができる。
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KDDIによると、4月10日の提供開始以降、山間部や島しょ部などを中心に、日本各地の圏外エリアにて多く人が利用している。5月7日には、他社回線でも利用できるようになり、サービス開始から約1カ月で20万人以上の人が、テキストメッセージのやり取りや位置情報の共有などに、au Starlink Directを活用しているという。
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