トヨタ自動車が2025年後半に北米に投入する電気自動車(EV)「bZ」(同社提供・時事) 【ニューヨーク時事】トヨタ自動車は13日、スポーツ用多目的車(SUV)の電気自動車(EV)「bZ」を北米で2025年後半に投入すると発表した。現行の「bZ4X」の改良型で、航続距離は最大で約25%伸び、約505キロとなる。愛知県豊田市の元町工場で生産し、日本でも展開する。
bZ4Xはトヨタ初の量産型EVで、22年に日本や米国などで発売した。bZでもSUBARUと共同開発したEV専用の車台を引き続き使用する。北米では米EV大手テスラの充電規格「NACS」を採用し、約30分で充電が10%の状態から80%にできる。