「BANANA FISH ブラックカレー」は鮮やかな黄色のサフランライスと、漆黒のカレーが盛り付けられ、お皿丸ごとが「BANANA FISH」をイメージしたカラーに。カレーは辛口で仕上げられているが、口に入れた瞬間にフルーティな甘みが広がる。サフランライスに飾られたアッシュと英二、単行本のカバーをプリントしたピックは簡単に外すことができるので、持ち帰って好きな方法で飾ってみるのもオススメだ。
また55周年記念号の表紙をモチーフとした「ベツコミ55周年ケーキ」は、ホワイトチョコケーキをベースとしたもの。縦が約12cm、横が約8cmと食べ応えのあるサイズ感だ。添えられたブルーベリーが甘さを引き締めてくれ、いい味変になっている。そのほかテイクアウト専用のデザートとして、ステッカー付きの「BANANA FISH コミックス表紙ケーキ」も用意された。また会場にはオリジナルブロマイドが購入できる筐体「コンテンツラッシュ」を設置。2Lブロマイドとフォトキーホルダーの2種類を購入することができ、ブロマイド、フォトキーホルダーともにそれぞれ各100種類の絵柄がラインナップされている。
■ コラボカフェのメニューは編集部のこだわりが詰まったもの コミックナタリーではベツコミ編集長の前田氏にも話を聞いた。ベツコミでは2020年の創刊50周年の際もイベントを企画していたが、コロナ禍の影響を受けてすべて中止に。55周年こそ何かをやりたいという思いから、今回のイベントに至ったという。そんな中、本日も早朝から展示とコラボカフェのためにたくさんの読者が並んでいたことを受け、「本当にありがたいです」と喜びを噛み締めた。コラボカフェのイチオシメニューについては「『BANANA FISH ブラックカレー』。Cafe Lishを運営するノンピさんは、カレーにこだわりがある会社なんです」という。またコラボカフェのメニューは編集部のこだわりが詰まったもので、編集部員たちが試食をしながら意見を交換して作り上げていったのだとか。また展示と販売が行われている複製原画も、作家が監修に参加しながら制作していった。前田氏は「グッズを作るためにイラストを選ぼうと作品を読み返していると、ついつい読み込んでしまって。歴史を感じながら準備を進めていきました」と話す。