バルサ、ヤマル&フェルミン弾で2年ぶりのラ・リーガ制覇! エスパニョールとのダービーを2−0で制す

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2025年05月16日 06:41  サッカーキング

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決勝弾を挙げたラミン・ヤマル(左)[写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第36節が15日に行われ、エスパニョールとバルセロナが対戦した。

 ここまで35試合を消化したリーグ戦で26勝4分5敗を記録し、勝ち点「82」の首位に立つバルセロナ。4日前に開催されたレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に勝利した同クラブは、2位につける宿敵との勝ち点差をさらに広げ、今季のラ・リーガ制覇を大きく手繰り寄せた。これにより、今節を引き分け以上で終えると2シーズンぶりの優勝が決定。歓喜の瞬間に向け、敵地でエスパニョールと激突する。

 同じ街に拠点を置く両クラブの“バルセロナ・ダービー”は、立ち上がりからホームのエスパニョールが攻勢を強める。4分に自陣左サイド深くでボールを奪い、素早くパスを繋いでカウンターに移行。ウルコ・ゴンサレス・デ・サラテがドリブルでピッチ中央を運び、右脇のロベルト・フェルナンデスにボールを預けながら最終ラインの裏に抜け出す。しかし、リターンを受けて放ったシュートは枠の左へ。エスパニョールがファーストチャンスを逃してしまった。

 さらに16分、またも自陣内でのボール奪取からエスパニョールが決定機を作り出す。エドゥ・エスポジトが相手のパスミスをカットして左サイドにドリブル。ハーフウェイライン付近で待つR・フェルナンデスに縦パスを差し込み、自らボールを受け直して前線にスルーパスを送る。ハビ・プアドが2列目から飛び出してペナルティエリア内に侵入。GKと1対1の局面を迎えたものの、右足で狙ったシュートはGKヴォイチェフ・シュチェスニーに防がれた。

 前半終了時点でのシュート数はエスパニョールが3本に対してバルセロナが7本。だが、ゴール期待値ではエスパニョールがバルセロナを大きく上回っており、決定的なシーンを仕留めきれずにハーフタイムへと突入した。

 後半開始早々にはバルセロナにアクシデントが発生。公式戦3試合ぶりの先発となったロナルド・アラウホが右ひざにトラブルを抱え、パウ・クバルシとの負傷交代を余儀なくされた。それでも直後の53分、バルセロナの“神童”が輝きを放つ。右サイドでパスを受けたラミン・ヤマルがワンタッチで縦に流し、ダニ・オルモから折り返しをもらってドリブルを開始。得意のカットインで切り込むと、ボックス手前で左足を一閃。鮮やかなコントロールショットでネットを揺らし、アウェイチームが先制した。

 リードを許したエスパニョールだったが、ゲーム終盤にはレアンドロ・カブレラが意図的な腕の振りによりヤマルを攻撃したとして退場となる。後半アディショナルタイムにはフェルミン・ロペスが追加点を挙げ、バルセロナが2−0で勝利。2試合を残して2年ぶりのラ・リーガ制覇を決めた。次節は18日に行われ、エスパニョールはアウェイでオサスナと対戦。バルセロナはホームでビジャレアルと対戦する。

【スコア】
エスパニョール 0−2 バルセロナ

【得点者】
0−1 53分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
0−2 90+5分 フェルミン・ロペス(バルセロナ)

【動画】バルサを優勝に導いたヤマルのゴラッソ!
優勝を手繰り寄せる珠玉の一撃🏆

右サイドからカットインした #ヤマル が左足一閃!

恐るべし17歳が
大一番でも圧巻のゴラッソ

2シーズンぶりの優勝へ
大きな先制点!

🏆ラ・リーガ第36節
🆚エスパニョール×バルセロナ
📺️DAZNライブ配信中 pic.twitter.com/I1l8LI2ee0— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 15, 2025



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