
■MLB ドジャース 19ー2 アスレチックス(日本時間16日、ドジャースタジアム)
ドジャースは今季最多19得点で大勝を収めた。大谷翔平(30)は2打席連発の14号と15号をマークし、本塁打争いでフィリーズのK.シュワーバー(32)に追いつきリーグトップに。両リーグでもヤンキース・A.ジャッジ(33)と並びトップにタイに浮上した。
この日は今季2度目となる大谷の“ボブルヘッド・デー”で、来場者全員に昨季の「50本塁打−50盗塁」を記念した人形(今回は盗塁バージョン)が配布された。自身のイベントデーで渾身の2発とまたも“スター”ぶりを発揮した大谷は、5打数2安打(6打点)で打率は.310に上昇した。
試合はドジャースが大量リードの展開で、5本の本塁打などでアスレチックスに圧勝。2連勝で29勝15敗とし、地区首位をキープした。明日17日から大谷の古巣・エンゼルスとの本拠地3連戦を迎える。
前回、4月3日のボブルヘッド・デー(ブレーブス戦)では、9回に劇的なサヨナラ本塁打を放った大谷は、今回は今季初の2打席連発でスタジアムを沸かせた。
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5点リードの3回の第3打席は、相手2番手のJ.アレクサンダーに対し、1死一・二塁で打席に立った大谷は、3球目のチェンジアップを振り抜くと、打球は逆方向のレフトスタンドへ。2戦連発の14号3ランをマーク。4回の第4打席は同じくアレクサンダーに対し、カウント1-3から5球目のシンカーを捉えると高々と舞い上がった打球は、バックスクリーン左に吸い込まれ、127mの豪快15号をマークした。
6回の第5打席は二ゴロ。8回、アスレチックスは野手をマウンドに送り、第6打席は捕手のJ.ペレダに対し、無死二・三塁のチャンスも空振り三振に倒れた。