サウジからの高額オファー拒否?…今夏で契約満了のトーマス、アーセナル残留を希望か
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2025年05月16日 14:45 サッカーキング

今夏の去就に注目が集まるトーマス [写真]=Getty Images ガーナ代表MFトーマス・パルティはアーセナルとの契約延長を希望しているようだ。15日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
現在31歳のトーマスは2020年10月にアトレティコ・マドリードからアーセナルへ完全移籍で加入した。すぐさまアンカーの定位置を掴むと、度重なる負傷に悩まされながらもここまで公式戦通算165試合に出場し9ゴール7アシストをマーク。在籍5年目の今シーズンは主力選手に負傷が相次ぐ中、戦線を離脱することなく安定感あるプレーを披露し、19年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出にも大きく貢献した。
そんなトーマスの現行契約は6月末で満了に。当初はフリートランスファーでの退団が既定路線と見られていたが、アーセナルが契約延長交渉に臨んでいることも明らかになり、依然として去就には注目が集まっている。
報道によると、トーマスに対しては古巣アトレティコ・マドリードやバルセロナ、ユヴェントスに加え、サウジ・プロフェッショナルリーグのチームも関心を寄せているとのこと。しかしながら、同選手はアーセナル残留を希望しており、サウジアラビアからの高額オファーも拒否する構えだという。選手側は現地時間25日に控えるプレミアリーグ最終節サウサンプトン戦までに、去就問題に終止符を打ちたいと考えているが、それ以降も交渉が続く可能性もあるようだ。
なお、トーマスと同じく6月末で現行契約が満了となるイタリア代表MFジョルジーニョは、フラメンゴへのフリー移籍が濃厚に。一方、レアル・ソシエダからスペイン代表MFマルティン・スビメンディを獲得するべく交渉を進めており、すでに個人合意に達したとも報じられている。
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