
今日(16日)の道内は、道北やオホーツク海側を中心に気温が上がっており、午後3時までの最高気温は、北見地方の北見で30.3℃、置戸町境野で30.0℃まで上がり、最高気温30℃以上の真夏日となりました。道内で最高気温30℃以上の真夏日が観測されるのは、今年初めてです。
例年より10日ほど早い初真夏日に
今日(16日)の道内は、ここ数日上空に6月〜7月並みの暖かい空気が居座った影響もあり、朝から全般に気温が高くなりました。今朝9時までの最低気温は6月下旬から7月中旬並みの所が多く、その後、日中になり晴れ間が広がったオホーツク海側や内陸の地域を中心にさらに気温が上昇しました。南よりの風が山から吹き下りて、フェーン現象が加わったこともあり、オホーツク海側では最高気温が午後3時までに、北見で30.3℃、置戸町境野で30.0℃まで上がり、今年の道内初の真夏日となりました。全国的にみても顕著な上がり方となっており、北見が全国8位、境野が全国12位タイの最高気温です。例年(過去30年平均)の道内初真夏日は5月25日頃で、今年はそれより10日ほど早い初真夏日となっています。
また、その他でも午後3時までの最高気温は、札幌で26.6℃、帯広で28.7℃、函館で23.8℃など、今年一番を記録している所が多く、網走は27.9℃と、今年初めての夏日(最高気温25℃以上)となっています。
週末も暑さが続くが 来週には急降下の恐れ
明日17日から明後日18日にかけても平年より気温が高い地域が多く、今日真夏日となった北見では18日日曜日も最高気温が29℃まで上がる見込みです。熱中症や食中毒などに引き続き注意して下さい。
しかし、来週は上空の暖かい空気が抜けるため、次第に気温は平年並みかやや低くなる見込みです。来週中頃からは最高気温が20℃に届く所も少なくなり、10℃前後にとどまる日もありそうです。22日木曜日の予想最高気温は今日真夏日の北見で13℃、今日夏日の網走では10℃と、向こう一週間で15℃以上の差が出るでしょう。慣れない暑さへの注意に加え、日々の気温変化による体調不良にも十分注意する必要があります。
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